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請願審査.pdf 平成19年9月13日 建設水道常任委員会(第7回)請願審査全文 1.請願第19-1号 開浄水場の一方的な閉鎖をしないように求める請願《抜粋・一部要約》(◆請願書) 例えば、宇治市内の槇島にあります京都文教大学というところですが、ここは開校以来、地下水のみ使っているそうです。どうしてそうなのかお尋ねをしますと、市水道を使えば、年間億を超える費用がかかるんです…(俊正和寛参考人) ◎桑田静児水道事業管理者 水道部では、平成19年6月27日に当建設水道常任委員会にて、これまでの経過等について説明させていただきましたが、ご承知のとおり継続審査となっているものでございます。引き続き地元の皆様に説明を行い、ご理解いただけるよう、3月以降計8回にわたる説明会で休止理由を説明し、努力してまいりましたが、現在におきましても理解していただけていない状況でございます。 なお、開浄水場の井戸の深さと取水カ所について、これまで深さが150メートル、取水カ所が3カ所とお答えいたしておりましたが、井戸の地層断面図などによりまして、今回、深さが120メートル、取水カ所が5カ所であることを確認いたしました。訂正させていただきたいと思います。これまでの経過などを含め、浄水管理センター場長、辻本より報告をいたします。 ◎辻本貞雄浄水管理センター場長 平成19年6月27日建設水道常任委員会開催から今日に至ります経過につきまして、説明を申し上げます。 平成19年6月27日の建設水道常任委員会において、開浄水場の一方的な閉鎖はしないでいただきたいという請願審査が行われ、請願審査については継続となりました。また、平成19年6月26日、開地区自治連合会長等から「話し合い再開に当たっての質問書」が出され、7月6日付で回答をいたしました。 次に、平成19年7月14日、第5回地元説明会を開催いたしました。この説明会の地元意見としては、回答文に問題となる回答があり、今後は交渉と位置づけて対応すると発言され、また、供給している水道水は基準内で問題がないこと、地下水汚染について水道(部)はどういう対応をしているのか等の意見がありました。回答の中で水道部は、回答内容は水道部が今まで主張してきた内容を整理したものであり、交渉ではなく説明会として位置づけ、説明をさせていただく、より安全安心の水道水を供給する立場から、原水が環境基準を超えれば原則休止をするとしている、地下水汚染の問題は環境サイドの問題であり、水道事業者は一事業者であることを理解してクロロホルムしい(議事録原文のまま)こと等を回答いたしました。 次に、平成19年8月25日第6回地元説明会においては、7月6日付で開地区自治連合会長他に回答している内容を再度回答した上で協議を進めました。地元の意見としては、1つには、宇治市、日産、地元との三者の覚書は現在においても生きているものだとの主張に対し、水道部は、開簡易水道が上水道に移管されるまでのものであると回答しております。 そして、平成19年9月8に第7回地元説明会を行いました。地元の意見として、確認事項に書かれている内容も過去の経過を無視している、地元の合意も得ずに休止を決定している、市民が主役のまちづくりを言っている市の考え方と違うのではないか、また、白紙撤回を求める意見等がありました。これらに対する水道部の回答は、確認事項の回答内容については、今まで水道部が回答してきた内容を整理したものであること、水道部は休止を前提として説明会を開催してきていること、白紙撤回については、地元の意見があったことについては伝えること等と回答しています。 ○池内光宏委員長―まず第1番目に、開浄水場休止決定とその後の地元説明会、特に6月議会以降、市当局の地元対応について参考人のお考えをお聞かせください。俊正会長。 ◎俊正和寛参考人―浄水場休止決定に至るまで、重要なことが市議会で議論をされております。3月26日、29日の議事録を私どもも入手をしておりますが、休止に当たって地元住民の理解と納得をいただく、あるいは住民合意を得るということが大前提でありますという言葉が何回も議事録に出てまいります。これは休止決定に至るまでの大きな前提でありますが、そのことがなぜか不問に伏せられるといいますか、住民の理解と納得、住民の合意を得ることが大前提ですと、そういう議論がなぜ大事にされていないのか。 休止決定を見ているから、水道部の説明を、のんでほしい、聞いてくれということに終始しております。大筋そういうことで繰り返してきたわけです。休止決定が前提であって、あなたたちはこれを認めよと、そういうことでは私たちは到底納得することはできない。議会で議論された、住民の合意が大前提であるという、そのことこそ私たちは最も大事にしてほしいと考えておりますので、決定を見ているから私たちの説明を認めろと言われましても、それはできない話であります。これが一番大きな問題であります。 ○池内光宏委員長―次に、2番目にお伺いいたします。 地元の皆さんは、開浄水場の水について、おいしくて安全な水と主張され、浄水場を閉鎖しないように求められております。一方、宇治市当局は原水に発がん性の疑いのある物質が含まれているから、水道事業者の責務として休止をし、府営水に切りかえたいと言っております。あわせて、施設の老朽化と経費の問題も休止の理由に掲げております。参考人のお考えをお伺いいたします。 ◎俊正和寛参考人―水質の問題について、3月5日、第1回の説明会のときに、水道部から水質が悪化している、改善の見通しがない。したがって、開浄水場を休止して、府営水への切りかえをするということであります。この問題については、今日までずっと私たちは主張しておりますが、水道部の言う水質の悪化が進んでいるというのは事実ではありません。ここ10年間で見ましても、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレンの地下水に混入しているパーセンテージはほとんど変わっておりません。水質悪化が進んでいるとはとても言えない状況です。それは水道部資料によっても明らかだと思います。 発がん性物質云々という議論ですが、トリクロロエチレンやテトラクロロエチレンが発がん性物質という、その議論にも随分不正確な部分があると私たちは主張してまいりました。トリクロロエチレンは、WHOでも指摘をされておりますが、発がん性物質ではありません。発がん性のおそれがあるとなっております。これは水道部資料、議会での議論、あるいは私どもに対する説明の中でも、一貫して発がん性物質という説明ですが、それは正しくないでしょう。正確な議論をしてほしい、これが第1点です。 トリクロロエチレン、あるいはテトラクロロエチレンが問題であるということは私どももよくわかりますが、総トリハロメタンこそ発がん性物質があると言われております。この総トリハロメタンは、府営水の方が開浄水場の原水よりも多いわけです。原水でいいますと、府営水に含まれる総トリハロメタンは、10倍高い値を示しています。浄水でも府営水の方が2倍高い値を示しております。これも水道部資料を見ますと一目瞭然で、総トリハロメタンこそ、最も重要視しなければいけない物質と考えております。したがって、トリクロロエチレンそのものについて発がん性の疑いがあるという指摘がされているから開浄水場の水が汚染されているということにはならないと考えています。 それから、施設の老朽化によって経費がかかる、コストがかかるという点ですが、果たして老朽化をしているのであれば、今日までメンテナンスをどの程度行っていただいているのか、そういう疑問が率直なところでありますし、私は、宇治市内ですが、近辺の地下水を利用している事業所といいますか、そういうところに少しお尋ねをした。そうすると、こういう回答であります。例えば、宇治市内の槇島にあります京都文教大学というところですが、ここは開校以来、地下水のみ使っているそうです。どうしてそうなのかお尋ねをしますと、市水道を使えば、年間億を超える費用がかかるんです、そんなことはとても学校経営上、できない。したがって、地下水のみ使わせていただいておりますということでしたし、小倉に徳洲会病院というところがありますね。ここは昭和でいえば54年、今からざっと30年前に開かれた病院ですが、当初は市の水道のみを使ってこられたそうです。しかし、現在は地下水に全面的に切りかえておりますということです。それはちょうど7年前にそうしたそうです。これはどうしてなのか尋ねますと、これも経費削減のためですと、これだけだと、ほかに理由はありませんということです。 したがって、開浄水場の揚水量あるいは規模の大小、施設、設備の移管と京都文教大学や徳洲会病院のそれと、私は比較検討しておりませんが、私どもの開浄水場が小規模であってコストが高くつくということを強く主張されますが、果たして京都文教大学や徳洲会病院は大規模でしょうか。それでも、コスト削減のために地下水に切りかえていると、その方がはるかにコスト削減になるんだとに言明をされています。ここのところの矛盾を市の水道部はどういうふうに解明されるでしょうか。どの程度事実調査をされて、私どもに対する説明をされているんでしょうか。私どもは大変疑問に思っております。ほかの病院や大学にも尋ねてみましたが、市水道と地下水といずれも併用しております。その理由は、緊急の場合に水がとまっては大変と、入院患者や手術ができなくなる、それでは困るので、経費の削減もありますが、病院という性格上、地下水を独自に掘っていると、言っておりました。以上のようなことから、水質や施設老朽化、経費が高くつくというのも、今もって大きな疑問と考えております。 ○池内光宏委員長―3番目にお伺いいたします。 地元の皆さんは、昭和53年当時、宇治市と日産車体、そして開自治会の三者で、開浄水場の宇治市移管に際して覚書を交わされております。その覚書を根拠に、市当局に対して地元合意が前提だと主張されております。一方、宇治市当局は、覚書はその時点のことであって、合意形成ではなくて、地元へはあくまで説明をさせてもらうということで、そういう面での意見の開きがございます。参考人のお考えをお伺いいたします。 ◎俊正和寛参考人―確かに覚書では、水道部が主張されておりますように、開簡易水道の移管に関し、次のとおり覚書を交換するというふうに冒頭述べて、第8条までここに記録されております。この文言だけを拾いますと、確かに開簡易水道の移管に関する覚書であるというふうに受け取れないことはありません。しかし、当時から今日まで、実態としては地下水を利用してきたという点では変わりません。簡易水道の移管に関し、次のとおり覚書を交換するとなっておりますが、移管後も私どもは同じく地下水を利用してきているわけです。 したがって、地下水利用という点では、この覚書の中に日産車体と宇治市と地元住民の代表が入っておりますが、移管に関してのみであれば、私ども地域住民の代表が入る余地はなかったろうと私たちは考えているんです。地元代表が入っているということからも察しられますように、私どもにとってはいわば死活の問題でして、開浄水場の前身であります簡易水道が地下水を利用していると、そして今日までいろいろな手を加えられつつ地下水利用をしてきたわけです。したがって、文章の字面だけを追うのでなくて、歴史を持っている開浄水場の前身である簡易水道の実態を、歴史に含まれております実態をぜひ酌んでいただきたい。そうでなければ、私どもとの円満な解決というのはできにくいのではないかと私たちは基本的に考えております。 ○池内光宏委員長―続いて4番目なんですけども、9月8日の地元説明会で、地元は市当局に休止方針の白紙撤回を求められたと伺っております。本請願の趣旨からはさらに一歩踏み込んだ主張になっていると思われますが、その真意をお聞かせいただきたいと思います。 ◎俊正和寛参考人―確かに9月8日の交渉の中で、終わりに私どもは、会場、その交渉に集まっておられた方々の総意として白紙撤回を申し入れました。繰り返し説明会という形で話し合いを進めてまいりましたが、次々と数字が変わる。先ほども桑田管理者からの話がありましたが、私どもは、水道部というのは、いわば専門家の集団、プロの集まりだというふうに考えておりますが、先日、井戸の深さが150メートルというふうに長く説明を受け、公文書でもそうなっておりながら、急に120メートルというふうに訂正をされました。あるいは、取水口は3カ所であるというふうに、これも公文書で繰り返し述べてこられましたが、これが5カ所であったという訂正であります。あるいはまた、第1回目か第2回目の説明でしたが、開浄水場の水の単価について、1トン当たり幾らかとお尋ねしたときに、24円40銭であるという公式な説明でした。それに対して府営水は幾らですかと尋ねますと、70円強である、70円を少し超えるというふうに説明がありました。しかし、その後の話し合いの中で一気にその単価が変わってきます。開浄水場の単価はざっと10倍、240円、250円という数値が出てきます。府営水は一方でがたんと下がりまして、150円でしたか、そういう数字になってきます。 こういう訂正というのは、単なる数字を読み違えました、事実誤認でしたと、そういうことでは私は済まないと思います。仮に井戸の深さが150であったというのが120に変わり、取水口が3カ所だと思っていたけれど、実際は5カ所であったということになりますと、水脈は幾つあるのか私は存じませんが、どの辺の水をとっているのか、ポンプはどこにあるのか、取水口の5カ所のうちのどれから主として水をとっているのか、そういうことにも影響を及ぼすような数字ではないでしょうか。そうなりますと、開浄水場の水が汚染されているというのが一貫した主張でありますが、ここの部分も随分あやしくなってくる。基本的なデータが狂ってしまう。そういうことで、宇治市の水道部がそういう説明で一体責任がとれるのかと、私どもは極めて疑わざるを得ないといいますか、これが専門家の集団の回答であろうかというふうに、実は心もとない感じであります。 そういうことがありまして、私どもはすべてをもう一度スタートに戻してほしい、そして、正確な事実を出していただいて、一から話し合いを進めてほしい、これが私ども地域住民の一致した結論になったわけです。 きょう、先ほど配られた資料にも出てまいりますが、一番最後のページにこう書いてあります。「説明会参加者は、現在の開浄水場のおいしい地下水を飲み続けたいと主張されておりますが」、その次です。「市水道部では、自己水(井戸水)」、ここは開浄水場の水のことを指しているに違いないと思いますが、それと「府営水(河川水)はともに浄水しており差はなく、どちらもおいしい水道水として供給しています」と書いてあります。これはちょっと不思議な文章でして、どちらも浄水しており、質的に差がないとすれば、どうして水道部は繰り返し繰り返し、府営水の方がより安全安心と強調されるでしょうか。私は、この簡単な論理がわかりません。どちらも安全安心、おいしいんだということでしたら、開浄水場を私たち住民の意思に反して閉鎖するという理由はどこにあるでしょうか。これは極めて根本的なことにかかわる問題でして、説明をきちんとしていただきたい。こういうことも含めて、これはここで初めて出た問題ではありません。今までもこの表現は出ているんです。そういうことも含めて、もう一度最初から正確な議論をお願いしたいというのが私どもの総意であります。 ○池内光宏委員長 以上で、4点質問をさせていただきました。以上で委員長からの質問を終了いたしますが、特にぜひともこれだけは聞いておきたいという委員の方からありましたら、簡単に、お伺いありましたらどうぞ。西川委員。 ◆西川博司委員 平成2年に浄水場のエアレーション装置の工事をしたときに、市水道部が地元に水質悪化のことを説明していないということですけれども、それは本当でしょうか。 ◎俊正和寛参考人 その資料は、17年前の自治会報です。同じ年度に3回出されておりまして、ここに3回にわたってそれに関連する報告がされております。そこには、今、西川委員がおっしゃったとおりでありまして、こういうふうに書かれております。これは1991年6月20日に出された自治会報ですが、上水道水系水質検査等の状況について、市水道部配水課及び保健所へ出向き、日常活動の状況、給水の現況等について調査した報告が行われましたと。特に問題がないというふうに自分たちは承ったと初めに出てきます。その次ですが、第2号にはこう出てきます。開浄水場の改造工事についてという項がありますが、2つありまして、イ、揚水能力の低下のため、ポンプ2基取りかえ、それから建物の一部改修を行う。ロ、工事期間は12月末まで、時間は午前8時半から午後6時半までであると、こういうふうに報告を受けたと書いてあります。 実は、この件に関しては私は強い憤りを持っておりまして、平成2年に市水道部からいただいた資料を見ますと、トリクロロエチレンが、暫定基準とおっしゃっていますが、基準値を大きく超えます。そこで、市水道部としては大急ぎで曝気装置を取りつけたわけです。新設されたわけです。そのためにトリクロロエチレンを大幅に減らすことができたと、基準内におさめることができたと、市水道部は公式の文書の中で書いております。しかし、開地区自治連合会の役員に対しては、エアレーション装置をつけたなどという報告は一切しておりません。揚水ポンプ2基を取りかえたんだと、そういう工事であったということを言っておりますし、なお私は悪意に満ちているというふうに考えますが、トリクロロエチレンという今日でいう発がん性のおそれがある物質が出たということは全く地域住民には知らせないで、今日まで17年間経過をしてきたわけです。そして、開浄水場の水質が悪いということを私どもに印象づけ、府営水に切りかえなければならないということを強調しようとした今日、初めて、実はあなた方の使っておられる開浄水場の水からはトリクロロエチレンという発がん性物質が出ていると。より安全安心な府営水に切りかえたいんだと、ここになって初めて私どもにその事実を明らかにするというのは何という無責任ぶりでしょうか。なぜ17年間、地域住民に対して事実を伝えずに来たのですか。施設、設備を更新し、あるいは新しく新設しながらその事実も伝えず、地下水の汚染状況も一切口をつぐんで、17年間私たち地域住民をいわばだまし続けたのはなぜか。その意図はどこにあるのか、私はこのことは厳しく市水道部に問いただしたいと考えております。 以上です。 ◆向野憲一委員 今、署名活動に取り組んでおられると思いますけど、現在どういうふうな集まりぐあいとか、あるいは市民の反応はどうやとか、そういうことについてお聞かせいただきたいと思います。 ◎俊正和寛参考人 私どもは、1万人署名ということで、それを目標にして今日まで取り組んでまいりました。開地区自治連合会、それから隣接しております開浄水場の水を同じように供給を受け、利用してきております開ケ丘自治会、あるいは一里ケ丘住宅地自治会の皆さん、あるいはさらにそれを取り巻いている、開浄水場の水は利用しておりませんが、その他の自治会にも呼びかけて、何年前ですか、府営水が長期にわたって断水したときの苦い経験がありますので、開浄水場の水をいわばおすそ分けしたような、そういう経験も持っておりますので、皆さんは万一のことに備えて、開浄水場は、私たちは今は利用していないけれど、ぜひ残していただきたいという、そういう強い希望を述べられて、ほぼ今、1万人に近く署名が集まっております。 ◆西川博司委員 給水原価ですけども、府営水の購入単価、私の試算ではトン当たり83.29円、これに対して開浄水場の浄水単価はトン当たり24.4円ということで、この差は58円89銭と、開の方がまだ安いということを前回の委員会で指摘させていただきましたけども、これに浄水場の減価償却費が入るということで、もう少し高くなるんだという答弁をされていましたけども、どのぐらいかかるのか、計算式を示してください。 ◎小西吉治水道部長 給水原価の話でございますが、府営水が今計算されたら83円、開の方が24.4円と、この時点では浄水単価は幾らかということであり、開につきましては理論上の数値ではございましたが、24.4円ですよという資料は当時出しました。府営水につきましては、その府営水の基本水量にかかります43円、従量制にかかります19円というのは、府の施設の減価償却等も含まった単価です。その後私どもは給水原価で提示をする方がより理解を得られるのではないかということで、おのおのの浄水場の理論数値で給水原価を出させていただいて、開につきましては229円、府営水につきましては、市の施設の分も入れまして155円、ちょっと今資料がありませんが、150円強という形で比較をいただくような資料をきちっと提出をいたしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◎小西吉治水道部長 見積書が出ていないということで委員さんの方から言われましたけど、今出しているんではないかということで確認をしています。 ◆西川博司委員 府営水の場合83円29銭、開浄水場の浄水単価は24円40銭ですけども、これに減価償却等がかかるということで、それも計算してみる必要があると思います、私の知識の範囲内で計算をしてみたんですけども、浄水場新設となりますと2億1,100万円かかるという説明がありましたね。30年使うとなりますと、1年間で703万3,333円、年間配水量が開の場合1日当たり平均690トン、それを365日掛けますと、25万1,850立米。年間大体配水されます。それを割りますと、27円93銭。27円93銭と24円40銭を足しても52円33銭、ポンプ交換を合わせてもまだ府営水よりも安いわけですね。やはり当局説明は違うんじゃないか。 議会筋からも、府営水よりも自己水の方が安いから、自己水をふやせということをたびたび指摘されてきた経過もある。水道部自身もその認識で自己水開発に努力をしてきた経過もあります。その状況は今も変わっていないと思いますが、これはどうでしょうか。 それから、もちろん地下水の方がおいしい、より安全だという認識も水道事業者にもあったと思います。もとより府営水も自己水もともに浄水処理をして、安全な飲み水にして給水をされております。ただ、安全な飲み水にする費用が地下水の方が安くつくという共通認識が前からあったと思います。府営水の場合、川の水ですし、宇治川の水はそれほど汚れていないといえどもかなり汚れておりまして、オゾンを使った高度処理、活性炭を投入と、こういう形でかなりの投下を京都府がしている、こういう中でこのような高い水道単価になっているわけですから、自己水をふやすという方針で来た、これは当然なことであるし、それを今後も継続すべきであろうと思います。問題のない水道をわざわざ廃止するというのはおかしいと思うんですけども、考えを聞かせてください。 ◎小西吉治水道部長 給水原価につきましては、、浄水で比較をすると非常に無理がございますので、給水原価でおのおのの原価をお示しして、比較がしやすいようにということで、その数値を出させていただいた。それで比較をいただきますと、小さい浄水場はやっぱり効率が悪いという形になってまいります。 府営水よりも自己水の方が安いということですが、その給水のおのおのの単価を見ていただきますと、一定の規模の自己水の浄水場は当然安いです。市営の宇治浄水場があるということで全体の単価は下がっている、小規模の部分はやっぱり少し高くなりますので、私どもは中長期計画の中でも浄水場の再編なりが要るのではないかということで上げております。 ◆西川博司委員 私も試算をし、それでも府営水より安いという結論が出たわけです。小規模浄水場は高いから廃止するんだということは聞いたことがないし、その状況はそんなに大きくは変わっていないと思うんです。一方で、河川水の方は水の汚れがきつくなって、においがするということで、オゾン処理、活性炭を加えた高度処理がされるようになって、費用もかかってきていると思うんですけどね。その点は、納得しがたいわけですけども、どうでしょうか。 ↑上へ 請願書 平成19年6月宇治市議会定例会 請願文書表(第1号) 平成19年6月15日 [建設水道常任委員会] 請願第19-1号 開浄水場の一方的な閉鎖をしないように求める請願 ※(請願者の住所氏名、請願の要旨、紹介議員の氏名並びに受理年月日は別添請願書の写しのとおり) ----------------------------------- ┌--------┐ |受理第19-1号| └--------┘ 請願書 件名 開浄水場の一方的な閉鎖をしないように求める請願 紹介議員 西川博司、 水谷 修、向野憲一、宮本繁夫、帆足慶子、 山崎恭一、 中路初音、坂本優子、浅見健二、浅井厚徳、 片岡英治 請願の趣旨 開浄水場の一方的な閉鎖はしないでいただきたい 去る3月5日、市水道部の第1回説明会が行なわれ、つづいて4月1日に第2回、4月26日には第3回目の説明会がありました。 私たち開自治連合会、開ヶ丘自治会はすべての自治会員に呼びかけて、この3回にわたる説明会に積極的に参加をしてまいりました。しかし、この説明会で市水道部は、「開浄水場を閉鎖して府営水に切り替える」ことを前提にし、すべての説明がこの動かし難い「前提」の中で進められてまいりました。 開浄水場閉鎖の理由として挙げられていたのは、「地下水の水質悪化が進行し、水質改善の見込みが立たない」事が第一となっており、水質悪化の内容としては、トリクロロエチレン・テトラクロロエチレンの存在を挙げていました。そして、この二つの物質には「発がん性がある」との解説つきでしたので、私たち住民は、突然のこの発表に戸惑いと大きな不安を抱きました。 またこの二つの物質が、10年以上にわたって地下水に含まれていたことを初めて知らされ、いっそう驚きを大きくしたものでした。 「地下水の水質悪化が進行」「水質改善の見込みが立たない」という水道部の見解は、事実を正確に表現したものではありませんでした。それは水道部の提出した資料からも窺い知ることができます。「水質悪化が進行」という点に関して言えば、この二つの物資はどちらも、ここ10年間は多少の増減を繰り返しながら、一定の範囲に収まっているからです。 また「水質改善の見込みが立たない」と言いつつ、地下水の水質改善に向けて積極的な方策を講じた資料は何ら提出されていません。私たちは、これらの点に関して質問や意見を出しましたが、十分納得のいく説明や回答はありませんでした。 第1回の説明会の終了近く、水道部は私たち出席者に対して「理解を得られないままに休止はしない」こと、また「現時点では、3月末は難しいと思っている。強行はしない」「理解を得られれば6ヵ月後、3ヵ月後または1ヵ月後の休止となる」ことなどを明言しました。 ここには「理解が得られないまま」、あるいは「理解が得られれば」という文言が、重い意味合いを持って私たちとの間で交わされています。 4回の説明会で出されている資料の中には、数値について大きく異なるものも見られます。それらの食い違いについても、まだ説明がなされてはおりませんし、出されるたびに数値が異なるのも理解しがたいことです。去る3月29日の議会本会議で水道部が述べた「地元に対して説明責任は果たしたい」との答弁に鑑みても、誠意のある態度とは言いがたいものです。 ひきつづき私たちは、行政としての責任ある説明を市水道部に求めるものです。市水道部は私たちへの約束に誠実に応え、「開浄水場の閉鎖」を一方的に行なうことのないようここに強く請願するものです。 万一、強行された場合は、原状回復をしていただくよう付け加えておきます。 2007年6月8日 宇治市議会議長 坂下弘親様 請願者 開地区自治連合会会長 俊正和寛 宇治市開町63-1 ほか2人 平成18年12月21日 建設水道常任委員会(第5回)P.54 P.54 8.槇島・開浄水場の休止について ↑上へ トップページ資料室1資料室2宇治市開浄水場問題地下水管理と住民の取組個人情報保護条例違反リンク集地下水は誰のものか京都水盆仮想水
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公式で全部網羅してあるわけじゃないからどんどん追加してね。 この項目ではSYSTEMBOARD Y2版で稼動している店舗を掲載しています。 現在NESiCAxLiveでも配信されており、そちらのほうでプレイすることも可能です。 NESiCAxLive版稼動店舗に関しては公式サイトの検索をお使いください。 ゲーム切替可能台、かつエヌアイン完全世界を扱っている店舗など、詳しい条件で絞り込んでの検索なども可能です。 SYSTEMBOARD Y2版で稼動店舗をご存知の方は編集、ないしコメントに書き記していただけると幸いです。 +北海道 店舗名 住所 備考 MAXIM HERO店 北海道札幌市北区北6条西6丁目鉄道高架下 100円2クレ GAME41 北海道札幌市東区北41条東1-2-15 アカツキ有 両方1回50円 スガイ 北海道札幌市中央区南3西1 正式名称:ディノスパーク札幌中央 +東北地方 店舗名 住所 備考 ゲームコーナー東部 宮城県仙台市若林区六丁の目中町26-60斎喜東部ビル4F 100円2クレ・シングル台 レックアミューズメント 宮城県石巻市門脇字元浦屋敷2-20 100円2クレ・対CPU・対人ともに3本先取 スーパービンゴ郡山店 福島県郡山市愛宕町4-2 ― ラウンドワンスタジアム盛岡店 岩手県盛岡市盛岡駅西通2丁目10-35 ― +関東地方 2017年12月での情報です。 店舗名 住所 備考 プレビジョイカム多賀店 茨城県日立市千石町1-6-14 稼働状況不明 プレイスポットビッグワン2nd 埼玉県さいたま市南区南浦和2-27-12 アビアントビル2F 基盤1セット・ネシカ数台・毎週水曜フリープレイ ソニックビーム 千葉県松戸店千葉県松戸市松戸1172-1 アカツキ有・稼働状況不明 クラブセガ新宿西口 東京都新宿区西新宿1-12-5 日によって設置されていない時も有・大会開催経験有・稼働状況不明 高田馬場ゲーセンミカド 東京都新宿区高田馬場4-5-10 オアシスプラザビル1F・2F 2階・対戦1セット(2画面)・1プレイ50円・対人2本先取・毎週金曜日に対戦会・月末に月例大会・日によって設置されていない時も有 セガ代々木 東京都渋谷区代々木1-35-2高山ビル 1F・B1F B1F、ゲーム切り替え式、対戦1セット(2画面)・1プレイ100円・稼働状況不明 ジョイランド ザボン 東京都千代田区有楽町2-9-12 JR有楽町駅そば・稼働状況不明 ゲームズチーム ビガー 東京都清瀬市松山1-11-17 稼働状況不明 上大岡ジアス 神奈川県横浜市港南区上大岡西2丁目1−12 2階・ネシカ1セット(イベント時最大2セット)・1プレイ100円・3本先取・毎月第1〜第3土曜日フリープレイ シルクハット本厚木店 神奈川県厚木市中町2-4-13 本厚木駅前ビル 対戦1セット・1プレイ50円・稼働状況不明 +中部地方 店舗名 住所 備考 アーバンスクエア大須店 愛知県名古屋市中区大須3-30-31 万松寺駐車場ビル 地下鉄上前津駅すぐ スペースシャトル塩釜口店 スペースシャトル塩釜口店 地下鉄鶴舞線塩釜口駅から徒歩5分、名城大学東門のすぐ近く、50円1クレジット LOOP春日井店 愛知県春日井市浅山町2-4-6 ― LOOPみなと店 愛知県名古屋市港区築盛町3 ― ゲオパーク守山 愛知県名古屋市守山区西島町110番地 コンコルド501 2F 店舗情報より バイパスレジャーランド藤江本店(本館) 石川県金沢市藤江南2-41 2本先取・100円2クレジット 扇ヶ丘レジャーセンター 石川県野々市市高橋町15-12 2本先取・50円1クレジット +近畿地方 店舗名 住所 最寄駅 備考 KO-HATSU 大阪府大阪市北区天神橋2-2-21コーハツビル1F JR「大阪天満宮」大阪市営地下鉄「南森町」 毎週水曜日と第1・第3日曜日(大会開催日)に稼働毎週水曜日20時頃から対戦会50円1プレイ2本先取・試合毎キャラ変更可 ハイテクランドセガアビオン 大阪市浪速区難波中2-3-15MMOビルB1F~3F JR「難波」大阪市営地下鉄「なんば」南海「難波」近鉄「大阪難波」 3Fに設置、毎週金曜日に対戦会100円2プレイ3本先取・試合毎キャラ変更可 大阪茨木アミューズメントパークエルロフト 大阪府茨木市宇野辺1丁目4-3 JR「茨木」阪急「南茨木」大阪モノレール「宇野辺」 毎週金曜日に対戦会50円1プレイ3本先取・試合毎キャラ変更可 neo amusementspace a-cho 京都府京都市中京区寺町通四条上る東大文字町302 阪急「河原町」京阪「祇園四条」 毎週金曜日17時頃から対戦会他ゲー大会日は稼動してないことがある50円1プレイ3本先取、試合毎キャラ変更可 スーパーヒーロー堅田 滋賀県大津市真野2丁目31-30 JR「堅田」 - ゲームオフ四日市 三重県四日市市日永1-2-9 近鉄「日永」「新正」 - +中国・四国地方 店舗名 住所 備考 ファンタジスタ 岡山県倉敷市新倉敷駅前5-194 1PLAY50円 アミューズサルビア 鳥取県鳥取市富安1丁目 100円2PLAY +九州・沖縄地方 店舗名 住所 備考 GAME・ラ 福岡県大牟田市築町3-3-1F 1プレイ50円 対戦2R先取 CPU戦3R先取 カジノ京町 福岡県北九州市小倉北区京町2-6-3 ― トータルアミューズメント・ガリバー 沖縄県沖縄市室川2-33-74 メゾン室川101 ― AMUSEMENT SPACE EAGLE 沖縄県宜野湾市真栄原2-15-5 1プレイ50円 タイトーステーション福岡天神店 福岡県福岡市中央区天神2-6-35 サザンクロスビル 100円2クレで2本先取、被乱入側もキャラ変え可能 佐賀の遊道楽、嘉瀬店にネシカ台で設置されてる。いつからかは知らぬ - 名無しさん 2012-02-27 21 44 33 HAP 1 GAME CTTA 八千代台はNESiCAxLive版へ移行 - 名無しさん 2012-02-28 13 00 50 千葉県、旭市のサンモールというデパートのゲームセンターにエヌアインありました。1プレイ100円です。住所は〒289-2511 千葉県旭市イ2676-1。追加お願いします。 - 名無しさん 2014-07-13 10 51 46 公式サイトのリンクが変更したため、更新しました。 - 名無しさん 2014-08-10 05 25 07 中部地方、扇ヶ丘レジャーセンターは店舗休業に伴い撤去されています。 - 名無しさん 2014-08-16 00 43 19 旭市のサンモール台はネシカです。基盤ではありません。 - 名無しさん 2014-08-31 20 42 38 旭市のサンモール台はネシカです。基盤ではありません。 - 名無し 2014-08-31 20 43 25 東京都府中市のセガアルカスにネシカのエヌアイン発見です。 - 名無しさん 2016-02-10 15 14 16 今日、高田馬場ミカド行ったら無かった - 名無しさん 2016-07-14 00 08 14 わかる範囲で関東の稼働店舗を追加しました。また潰れてしまったゲームセンター、撤去済みの店舗がかなり多く見づらかったため、一覧から一旦消させて頂きました。気になる方は履歴から復旧してください。 - 名無しさん 2017-12-18 08 31 41 名前
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飲食物1リットルあたりのベクレル数(Bq/Kg ) 1リットルあたりのベクレル数(Bq/kg) 2011/04/02(土) 11 50 0.111 アメリカの法令基準 0.5 ドイツガス水道協会の基準 10 WHO基準 10 原発事故前の基準 100 政府が乳児に飲ませようとしている基準 210 石原が涙目で飲んだ東京都金町浄水場の水 300 政府が国民に飲ませようとしている基準 336 千葉県 北千葉浄水場の水 ← new!! 370 千葉県 睦浄水場の水 ← new!! 965 福島県飯館村の水道水 1,000 WHO限界ライン 緊急時でも1000 Bq/kg の物を摂取してはいけない 54,100 茨城の水洗いしたホウレン草 5,190,000 福島飯舘村の水洗いしてない雑草 3,900,000,000 3号機で作業員の足がつかった溜まり水 2,900,000,000,000 2号機の溜り水 1リットルあたりのベクレル数(Bq/kg) 2011/03/28(月) 00 26 0.111 アメリカの法令基準 0.5 ドイツガス水道協会 10 WHO基準 10 日本の3月16日までの指標値 100 乳児の飲用に関する暫定的な指標値 210 東京都金町浄水場 300 日本の3月17日以降の暫定指標 965 福島県飯館村の水道水 1,000 WHO基準 たとえ緊急時でも1000 Bq/kg の食品を食っちゃいけない 54,100 茨城の水洗いしたホウレン草 5,190,000 福島飯舘村の水洗いしてない雑草 3,900,000,000 3号機で作業員の足がつかった水溜り 2,900,000,000,000 2号機周辺の水溜り
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【浦】系統に戻る. 浦13 起点 経由 終点 新設・変更 廃止・変更 担当営業所 備考 (1) 浦和駅西口 大戸 千貫樋 1965年3月1日変更 浦和営業所 (2) 浦和駅西口 大戸 大久保農協 1965年3月1日変更 1986年12月10日変更 大久保農協発着へ変更 (3-1) 浦和駅西口 市民会館入口・常盤四丁目・南元宿・道場・下大久保・浦和北高校(桜区役所非経由) 大久保浄水場 1986年12月10日変更 2000年10月16日変更 大久保浄水場発着へ変更 (3-2) 2000年10月16日変更 現在運行中 西浦和営業所 西浦和へ移管 (3-3) 市民会館入口→常盤四丁目→南元宿→道場→下大久保→浦和北高校(桜区役所非経由) 2003年4月1日新設 2020年4月14日より運休中 深夜バス、土曜・休日運休 浦13-2 起点 経由 終点 新設・変更 廃止・変更 担当営業所 備考 (1-1) 浦和駅西口 市民会館入口・常盤四丁目・南元宿・道場・下大久保・浦和北高校・大久保浄水場(桜区役所非経由) 荒川総合運動公園 1992年9月16日新設 2000年10月16日変更 浦和営業所 (1-2) 2000年10月16日変更 2003年6月1日廃止 西浦和営業所 西浦和へ移管 (2) 浦和駅西口 市民会館入口→常盤四丁目→南元宿→道場(桜区役所非経由) 下大久保 2011年3月16日新設 2020年4月14日より運休中 深夜バス、土曜・休日運休 浦13-3 起点 経由 終点 新設・変更 廃止・変更 担当営業所 備考 (1) 浦和駅西口 市民会館入口・市役所前・南元宿・道場・下大久保・浦和北高校(桜区役所非経由) 大久保浄水場 1996年10月16日新設 2000年10月16日変更 浦和営業所 (2) 浦和駅西口 市民会館入口・市役所前・南元宿・道場・桜区役所・下大久保・浦和北高校 大久保浄水場 2000年10月16日変更 2003年4月1日廃止 西浦和営業所 西浦和へ移管桜区役所経由へ経路変更 浦桜13 起点 経由 終点 新設・変更 廃止・変更 担当営業所 備考 (1) 浦和駅西口 市民会館入口・常盤四丁目・南元宿・道場・桜区役所・下大久保・浦和北高校 大久保浄水場 2003年4月1日新設 2014年3月16日廃止 西浦和営業所 浦桜13-2 起点 経由 終点 新設・変更 廃止・変更 担当営業所 備考 (1) 浦和駅西口 市民会館入口・常盤四丁目・南元宿・道場・桜区役所・下大久保・浦和北高校・大久保浄水場 荒川総合運動公園 2003年4月1日新設 2008年4月1日廃止 西浦和営業所 平日・土曜運休 浦桜13-3 起点 経由 終点 新設・変更 廃止・変更 担当営業所 備考 (1) 浦和駅西口 市民会館入口・市役所前・道場・桜区役所・下大久保・浦和北高校 大久保浄水場 2003年4月1日新設 現在運行中 西浦和営業所 路線解説 浦和駅西口と大久保地区を結ぶ路線で、以前から浦12(1)(浦和駅西口-市民会館入口-常盤四丁目-南元宿-道場)と共に浦和営業所の主力路線として運行を続けており、終日に渡って混雑している。そのため路線自体の歴史も古く、終戦直後には浦和から土合村という村への足として運行していたようだ。現在の路線の終点でもある大久保は「大久保村」として存在していたが、大久保への延伸は1955年以降で、当時の要覧には「千貫樋(せんがんぴ)」が終点として示されており、これが初代である。千貫樋とは、鴨川が荒川に流れ込む地点に設けられた、洪水の際に荒川から鴨川への逆流を防止するための水門のことで、1904年(明治37年)に当時の組合が県税の補助と県の技術指導を得て北足立郡大久保村大字五関に建設し、2018年(平成30年)9月に土木学会選奨土木遺産に認定された。その後、1965年には大久保農協(現・大久保支所付近)まで延伸された時点でほぼ現在の形になるが、路線はさらに先の大久保浄水場まで、そして1992年9月16日に荒川総合運動公園まで達するなど、浦和駅西口発着路線の主力路線の地位へ一気に駆け上がった。 路線の姿が大きく変わるのは2000年10月16日の浦和営業所閉鎖・西浦和営業所への移管からである。さいたま市の誕生・政令指定都市化によって浦和駅西側が「桜区」となり、桜区役所が開設されると路線の大半が桜区役所経由へ変更、同時に系統番号には桜区役所を経由することを示すために「桜」が追加された。日中は大半の便が桜区役所を経由するように変更されたが、2010年2月8日のダイヤ改正では浦和駅西口-六間道路間の経路が市役所経由となり、浦和駅からさいたま市役所・桜区役所の2つの「役所」を経由するように変更された。従来の本線だった常盤四丁目付近は日中の運行が取り止められた。唯一経由していた浦桜13も2014年3月に市役所経由の浦桜13-3へ統合廃止され、日中の浦和駅発は浦12-2(浦和駅西口-市民会館入口-市役所-南元宿-道場-桜区役所)と浦桜13-3が交互に運行される。親系統が消滅しても枝番は残ったまま、というのが国際興業らしい。 運行経路概略表 系統番号 主要停留所 備考 浦和駅西口 市民会館入口 市役所前 常盤四丁目 南元宿 道場 桜区役所 下大久保 浦和北高校 大久保浄水場 荒川総合運動公園 浦12 〇 〇 = 〇 〇 〇 〇 浦12-2 〇 〇 〇 = 〇 〇 〇 浦13 〇 〇 = 〇 〇 〇 = 〇 〇 〇 浦13(深夜) 〇 〇 → 〇 〇 〇 → 〇 〇 〇 深夜バス、土曜・休日運休 浦13-2(初代) 〇 〇 = 〇 〇 〇 = 〇 〇 〇 〇 2003年6月1日廃止 浦13-2(二代) 〇 〇 → 〇 〇 〇 → 〇 深夜バス、土曜・休日運休 浦13-3(初代) 〇 〇 〇 = 〇 〇 = 〇 〇 〇 2000年10月16日変更 浦13-3(二代) 〇 〇 〇 = 〇 〇 〇 〇 〇 〇 2003年4月1日廃止 浦桜13 〇 〇 = 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 2014年3月16日廃止 浦桜13-2 〇 〇 = 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 平日・土曜運休2008年4月1日廃止 浦桜13-3 〇 〇 〇 = 〇 〇 〇 〇 〇 〇
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汚染情報 汚染されたと発表されたものを掲載。 半減期などで計測値が減ったものは除く(ご自分で確認ください) 水 水道水、地下水、雨水 東京都 東京都葛飾区の金町浄水場の水道水から23日に、乳児向け飲用基準の約2倍に当たる放射性ヨウ素131が検出された問題で、 都は29日、供給先として発表していなかった八王子市の一部にも送水されていた事実を明らかにした。 都職員が対象の約4000世帯を直接訪問して謝罪する。 都によると、水道水の経由地である多摩市の給水場が工事中であるため、 金町浄水場からの水道水が八王子市に供給されることはないと誤って判断したという。 . 時事通信 3月29日(火)23時7分配信 放射性ヨウ素、八王子にも=水道水供給で誤発表―東京都 これって謝って済む問題だろうか? 千葉県 千葉県と複数の自治体で構成する北千葉広域水道企業団は29日、江戸川を水源とする北千葉浄水場(流山市)で 22日に採取した水から一般向けの国の暫定規制値(1キログラムあたり300ベクレル)を超える336ベクレルの放射性ヨウ素を検出したと発表した。 北千葉浄水場から直接送水しているのは野田市、柏市、流山市、我孫子市、八千代市、松戸市、習志野市。県営水道を通じ、 鎌ケ谷市、船橋市、白井市にも送っている。 同企業団によると、22日の水は現在の水道管にほとんど残っていないが、 長期間水道を使っていなければ「バケツ1~2杯の水を捨ててから使って」と呼びかけている これも既に手遅れ。 半減期を考えると、22日から29日にかけて次第に減ってきているから、336ベクレルより高い放射性ヨウ素が22日の水に含まれていたと推定される。
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定例会 平成20年 9月 定例会 09月26日-03号 1 平成20年 6月 定例会 06月16日-04号 6 平成20年 3月 定例会 目次 1 平成20年 3月 定例会 02月28日-03号 2 平成20年 3月 定例会 02月29日-04号 4 平成20年 3月 定例会 03月03日-05号 3 平成20年 3月 定例会 03月28日-08号 5 委員会 平成20年 10月 決算特別委員会(第8回) 11月06日-08号 8 平成20年 10月 決算特別委員会(第3回) 10月21日-03号 7 平成20年 6月 建設水道常任委員会(第6回) 06月20日-06号 13 平成20年 5月 建設水道常任委員会(第4回) 05月08日-04号 8 平成20年 3月 議会運営委員会(第9回) 03月27日-09号 1 平成20年 3月 予算特別委員会(第8回) 03月25日-08号 11 平成20年 3月 予算特別委員会(第3回) 03月11日-03号 6 平成20年 3月 総務常任委員会(第1回) 03月05日-01号 2 平成20年 2月 建設水道常任委員会(第2回) 02月18日-02号 3 平成20年 2月 建設水道常任委員会(第1回) 02月06日-01号 8 平成20年9月 定例会-09月26日-03号 平成20年6月 定例会-06月16日-04号 P.126 ◆ 浅見健二議員 開町の浄水場の地下水には、自然界にない物質が含まれているということで、宇治市は府営水に切りかえることを発表してこの方、地元の合意ができなく裁判になっていることは、私たちにとって不幸なことと考えます。 しかし、今日まで15年間そのことに全く触れず急に言い出したこと、またその成分は簡単に除去できるし、事実、開浄水場で除去しているのに、議会の議決を得ていることを大義名分として今日に至っています。 私は、水道水として安全である以上、地下水の重要性を考えて、引き続き現状の給水を続けるべきと考えています。 しかし、当局は水道水としては安全でも原水に問題があると言っていますが、市は水道法で定められた水道水を給水する義務があり、現開浄水場の水道水は何ら問題もなく、これを原水が問題だと言って府営水に切りかえる理由にすることこそ問題であります。 宇治市は、将来にわたって井戸水の承継、約束、確約はしていないと言っていますが、開の浄水場が今日に至った経過を顧みますと、昭和51年3月から5月の間に市は「日産経営の開簡易水道にかわり、新しく浄水場を建設し、簡易水道の給水地域に市の上水道としての給水をしたい」、「地下水を飲みたいと地元の住民から要求に対して、市が中に入って交渉を持ってきた経過がある。200坪であれば地下水を給水することができる」、「皆さんの要望されている水が飲めるとのことでよかったと思っている。皆さんの要望の水を飲むことができるかが問題である」、「用地の提供については、あらゆる形で申し上げている」と、当時の市長は述べています。また、日産は、「現簡易水道用地のうち200坪を無償貸与する。ただし、浄水場に使用されない場合は貸与しかねる」と言っています。 以上の経過から明らかなように、当時の宇治市は市民要望を満たすため、日産との交渉に並々ならぬ努力をしたことがうかがえます。今日においても、住民の地下水を飲み続けたい、この願望を満たす努力、これが大事なのではないでしょうか。 繰り返し申し上げますが、昭和51年6月13日の会議録によると、当時の市長は「あの水を市の上水道として供給することを確立していきたい。孫末代まで飲んでいける。市が上水道としてやるので日産がやるのではない。市の機能としてやるのである。名前は貸与であっても譲渡として使用するのである。文書の形ではっきりする。ご希望がかなえる。半永久的に使うということでやっていく。一時的に上水道に切りかえをしてほしい」と述べ、また同年8月16日の会議録では、「住民が地下水を飲みたいとの強い要望にこたえるには、貸与でやむを得ないと判断をした。市水に切りかえることができた時点で、日産の給水責任は終わることになり、以後の給水責任は宇治市にある。地下水は宇治市が責任を持って給水するのである」と述べています。 さらに、同じ月の20日の議事録では、市民から「井戸がかれると簡単に掘れるのか。10年後には密集していくと用地がなくなる。市長がかわった場合どうなるのか」との住民の質問に、市長は「組織として受けとめてやるのであり、この施設がある限り続ける。この付近で掘る。将来的にも考えている。神明浄水場でも新しく掘っている。井戸を廃止する場合は、皆さんのご了解を得る」と答えています。 さらに、覚書締結後、市長は報道機関に談話を発表し、また住民あてにも円満に解決したことに感謝の意を述べています。そこでは、「本水道問題は市が一定の条件を設定し、責任を持って開町に地下水を供給することを提案した。また、長年にわたって地元との問題が解決することで、日産から市へ2,000万円の寄附の申し出があり、受けることとした。最後に、覚書に基づきそれぞれの立場と責任において、浄水場の建設、給水管の施設などをしてまいることになりますが、市長として予定の本年10月には、市の地下水になる給水ができるよう、皆さんのご協力を願ってやみません」と述べているように、当時の市長と住民が一体となり地下水を守り育てたのであります。 しかも、日産も水つきで住宅を売った責任者として、浄水場に使用するという限定をつけ、その上2,000万円を寄附しています。 3者が地下水を守るという努力をしていることについて、市長はどのようにお考えになるか、お伺いをいたします。 次に、昨年6月議会の私の質問に、「府営水6万2,800トンは過大契約ではないか」と質問をしたのに対し、市当局は「ピーク時は6万2,400トン必要で、決して過大契約ではない」との答弁がありました。ところが、開浄水場を休止する理由6つのうち、府営水が余っていることが1つの理由とされていますが、これで余っているということになるのでしょうか、お伺いします。 次に、平成15年に日産車体から当浄水場用地の寄附をいただいています。昭和51年4月の日産回答に、現簡易水道用地のうち約200坪を無償貸与する。ただし、浄水場に使用されない場合は貸与しかねるなどとある経過からすれば、日産車体は家を水つきで売った責任と過去の歴史的経過も含めて、宇治市が浄水場として未来永劫にわたって使っていただけるということが大きな前提になっているのではないかと私は考えます。 このようにして、三者三様に開町の発展と宇治市の発展を願った結実が、今日の地下水を生み育てたと信じますが、いかがお考えかお聞かせを願います。 ◎桑田静児水道事業管理者 水道事業は、常に安全で安心な水道水を安定的、継続的に、かつ低廉な価格で供給することを第一義的なものとしながら、市全体の給水計画や公営企業としての経営を考え、運営することが努めでございます。 開浄水場の移管につきましての当時の市長の発言は、当時の府営水道の供給水量が限界に達するという市全体の水需要を考慮した中で、開地域の水問題の解決を図る目的から、市長提案として三者三様の負担内容を提示し、日産車体と住民との解決に向け開自治会、宇治市長、日産車体の3者による覚書が締結されたものでございます。 なお、議員のご質問の中での2,000万円の寄附についてでございますが、当時の新聞報道によりますと、「住民側は暗に日産車体のあいさつがないなどと、市水道切りかえ工事へなかなかゴーサインを出さず、一部ではやっぱり銭を要求しているとの声も流れる中で、2,000万円をもって解決した」と掲載されております。 また、次のような掲載記事もあったところでございます。「当時の開自治会長からの要望もあって、104戸の市民が率先して昭和38年に市営水道に切りかえている。当時の市民は、切りかえ費用全額を自己負担し、ごねてきた市民が切りかえ費用の半額を日産車体から宇治市に寄附された公金で補ってもらえる」と記載されており、見出しなどには「ごて得」、「正直者がばかを見る」、「ばか見る 先に切りかえた104戸」などとも掲載されています。このことからも、また覚書の内容からも、日産車体の寄附2,000万円は地下水を守るものとは考えてございません。 次に、開浄水場の休止につきましては、これまで議会で何度も申し上げてまいりましたように、原水の水質の問題や建設後30年が経過し老朽化による新たな投資が必要になりましたことなどから、それらのことを十分に検討の上、市水道部として休止を決定したものでございます。 また、休止につきましては、建設水道常任委員会へ平成18年12月に報告をいたしまして、平成19年3月議会におきまして修正案が提出されたものの、結果として開浄水場の休止を含む予算原案が全議員の賛成を得てご可決をいただきました。その折、議会から地元の理解を得るよう努力するようにとのご意見もいただきましたことから、延べ8回にわたり誠意を持って説明をしてまいりました。 さらに、平成20年3月議会におきましても、修正案が提出されましたものの否決されましたことから、これまで申し上げてまいりましたように、早期に休止することが水道事業者の責務と考えてございます。 しかしながら、去る平成20年4月3日に京都地方裁判所において休止差しとめ等仮処分申し立ての却下の決定がされましたが、債権者らは決定を不服として4月14日に大阪高等裁判所に即時抗告をされておりますことから、現時点では司法の判断にゆだねることといたしているところでございます。 次に、協定水量のご質問でございますが、最近におきましても、ピーク時間当たり2,600立方メートルの水を受水しておりまして、この水量は1日換算では6万2,400立方メートルに相当する水量であり、施設整備上必要な水量でありますが、あくまでも1日当たりの計算上の水量でありまして、平成19年度の日最大受水量で申し上げますと4万8,100立方メートルであり、開浄水場を休止、府営水に切りかえを行いましても何ら支障はないものと考えております。 次に、開浄水場用地につきましては、議員ご案内のとおり、日産車体より昭和51年4月に簡易水道用地のうち約200坪を無償貸与する内容の回答があり、昭和51年12月に使用貸借契約を締結し、その後、平成15年に日産車体が地域の所有地を整理する中で、水道用地として寄附していただいたものでございます。 なお、三者三様にして地下水を生み育ててきたとのことでございますが、さきにも申しましたように、当時の府営水道の供給水量が限界に達するという市全体の水需要を考慮した中で、開地域の水問題の解決を図る目的から三者三様の負担の覚書を締結し、今日に至ったものでございます。 このことにつきましては、当時地元の理解が得られず話し合いが進展しない中で、行政上しこりが残るのであれば手を引かせてくださいという渡辺市長の発言がありましたことを見ましても、渡辺市長や島田市長の大変なご苦労のもとに今日に至っているものと理解してございますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 ◆ 水谷修議員 次に、開浄水場閉鎖問題について具体的にお聞きいたします。2006年年末に宇治市が方針を提起したものです。 当時、浄水場閉鎖の理由は、安全・安心と効率性の2つが大きな理由でした。しかし、議論の過程で閉鎖する2つの主な理由は理由にならないことがはっきりしてきたのではないでしょうか。裁判の過程でも宇治市の主要な主張点は、府営水に切りかえても不利益はないという程度のものになってきたのではないでしょうか。市が安全・安心と言ってきた問題では、原水にトリクロロエチレンが基準値を上回っていますが、浄水場でバッチ処理され、基準値を下回っております。2007年度1年間では0.007から0.012ミリグラム・パー・リットルで、基準値0.03を大きく下回っております。水道では、ご家庭に給水している水の水質が基準値を超えているかどうかが問題であります。開浄水場において浄水処理された水が基準値以内であることから、宇治市ですら裁判で争点・論点にできないでいるのではないでしょうか。 災害時の安全・安心という点では、木津浄水場と既にドッキングしていますが、下居の浄水場までは加圧設備施設がないので一滴の水も上がってきません。つまり、第2山城水道とのドッキングでは丘陵地にはポンプアップできないために、結局、丘陵地での水源もしくは丘陵地への配水設備が必要です。膨大な費用を要する丘陵地への加圧配水施設の建設をするよりも現存する多くの水源を生かすほうが、合理的かつ経済的に災害リスクを回避する対応になるのではないでしょうか。 効率性の問題ですが、府営水、つまり河川水よりも地下水のほうが安いことは宇治水道も認めているところであります。また、宇治市が小規模浄水場ほど経費が高くつくと説明してきましたが、府営水は山城水道から配水池まで運ぶ施設とコストが必要で、また配水池から家庭まで給水する施設と運転コストが必要ですので、高いことは当たり前なのではないでしょうか。ここにありますように府営水の必要経費は、決算書から計算しますと浄水費がトン当たり82.8円かかります。一方、開浄水場は、去年の4月1日に地元説明会に宇治市当局が出された資料からしますと、トン当たり浄水費が24円40銭ということで大きな開きがあります。 一方、家庭までお水をお配りするためには配水費、給水費、総務費などが必要ですが、配水費は府営水の場合は遠距離の配水設備費用が必要で、給水費も遠距離の給水設備費用が必要になります。しかし、開浄水場の場合は、配水費は浄水場のコストに配水池がありますから既に計上されておりゼロ円です。給水費も同様に加圧ポンプは開浄水場の中にありますから、限りなくほぼゼロ円であります。総務費は府営水も開浄水場も同じ。どこからどう見ても開浄水場のほうが安いことは明らかなのではないでしょうか。 コストという問題で言うならば、高い府営水を減らし、余分に契約している協定を見直すことこそ優先すべきとは違うでしょうか。先ほども水の余り水という問題が議論されていましたが、現在の府営水道との協定水量は6万2,800トン、自己水の計画能力全部足しますと2万9,800トンあります。昨年度の実績は府営水の配水量が4万2,908トン、自己水の配水量が2万216トンで、一方、昨年度の1日最大配水量は6万8,983トンです。この1日最大の配水量をクリアする水を予定しておけば水道の水が足りるわけです。差し引き2万トン以上の水が余ってるということでございます。水が余ってるから開の水をとめたらいい、そういう議論がございますが、高い水の府営水の協定水量を減らして何ら問題ないはずです。管理者の言葉をそのまま使えば、そっくりそういうふうになるのではないでしょうか。 これまで、宇治市は廃止するという立場の説明、決定の押しつけに終始してきたのではないでしょうか。また、宇治市は住民の立場だけを聞いて、みずからと立場から違うから話をしても仕方がないから話し合いを打ち切るという姿勢でした。なぜ廃止に反対するのか、その理由、その住民ニーズなどは聞いてこられなかった。まともなコミュニケーションを行ってこなかったのではないでしょうか。住民が提起した訴訟、本訴が7月から審理入りするわけですが、行政が住民から裁判を起こされるという異常な事態を回避して、廃止方針を一たん白紙に戻して、この際住民との合意形成のためのコミュニケーションを行ってはいかがかと思いますが、お考えをお聞かせいただきたいと思います。 ◎桑田静児水道事業管理者 開浄水場休止理由は、当初の説明から一貫して施設の老朽化と原水の水質悪化によると説明してまいりましたが、より具体的に、よりわかりやすくご理解をいただけるよう、1つとして原水の水質に問題があること、2つとして施設の老朽化と更新費用、3つとして利用水量の低下、4つとして小規模浄水場の統廃合による効率化、5つとして府営水に余裕があること、6つ目として経済的に、効率的に安心・安全な水道水を供給できる方策があることの6点で説明を行ってきたところでございます。 次に、災害時についてのご指摘でございますが、災害時の安全・安心の対策としまして、近隣市との相互分水協定を締結し、緊急時の給水体制の確立を図るとともに、府営水では天ケ瀬ダムからの導水管の工事を進めており、さらに平成22年度には久御山町内に新たな水運用拠点施設が完成し、宇治系、木津系、乙訓系の3浄水場間の水の連絡体制が整備され、災害対策が大きく前進することとなります。 次に、効率におきまして、河川水より地下水のほうが安いと述べられておりますが、平成19年6月27日の建設水道常任委員会でも、開浄水場の単価と府営水の単価につきまして詳しく説明しておりますように、明らかに開浄水場が高くなってございます。 なお、議員が先ほどパネルでお示しになりました配水費及び給水費でございますが、この費用は配水池等から各家庭に給水されるまでに必要な費用で、具体的には配水管や給水管の更新・維持管理費用を初めとし、それに係る人件費等も含むもので、議員の資料にありますように配水費1トン当たりゼロ円、開の場合既に浄水場費用に含まれている給水費、1トン当たり限りなくほぼゼロ円、加圧ポンプは既に開浄水場の費用に含まれているとなるものではございませんので、ご理解をお願いいたします。 次に、協定水量につきましては、京都府に各受水市町が要望してきた水量に見合う施設建設をお願いした経過がございますが、実際の受水量とに差がありますことから課題であるとの認識を持っているところでございます。しかしながら、協定水量の見直しは本市だけの都合でできるものではございませんので、ご理解をお願いいたします。 次に、開浄水場の休止につきましては、平成18年12月の建設水道常任委員会に報告をいたしまして、平成19年3月議会におきまして修正案が提出されたものの、結果として開浄水場の休止を含む予算原案が全議員の賛成を得てご可決いただきました。その折に議会から、地元の理解を得るよう努力するようにとのご意見もいただきましたことから、これまで延べ8回にわたり誠意を持って説明をしてまいりました。さらに、平成20年3月議会でも修正案が提出されましたものの否決されましたことから、これまでから申していますように早期に休止することが水道事業者の責務と考えております。しかしながら、去る平成20年4月3日に京都地方裁判所において休止差しとめ申し立ての却下の決定がなされましたが、債権者らは大阪高等裁判所に即時抗告をされておりますことから、現時点では司法の判断にゆだねることとしているところでありますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 ◆ 水谷修議員 具体的なことでおっしゃったので聞きますけども、この表がどこが間違ってるのか説明してくださいな。この浄水費、府営水が82.8円、これ宇治市の決算書でしょ。開の浄水費が24円40銭、これは地元説明会で宇治市が配った資料でしょ。何か間違ってますか。 それから、今言われた開の浄水場の配水池。配水池は浄水場の中にあるから、その管の布設も運転コストも全部含めて配水費というのは、浄水費の中に入ってるのは紛れもない事実ではないんですか。間違ってますか。間違っているなら何ぼかかるんですか、これ配水費。給水費、限りなくゼロ円というのは、私もわかっていますけども、別に給水管は必要ですよ。だけど加圧ポンプはここに入ってあるんですよ、開の場合。浄水場の中に加圧ポンプがあるんですよ。その電気代も浄水費ということでやってるわけです。 ほんで、今、下水道の時期に合わせて全部下水道のお金でやってますから、余り給水管も金--この間もうしばらくしてないし、今後も必要ないし、現実問題そんな必要ないんじゃないですか。どこがどう間違ってますか。間違ってるのなら具体的に何円と言ってください。あなた方の別に出した資料は確かに見ました。それは理論値で、全部ひっくるめてるんですよ。配水の費用は宇治全部のやつをひっくるめて、それを配水量で割る。そんなんどことも一緒になるのは当たり前ですやん。府営水道の水を、例えば平尾台まで持っていくには、あなた方の出してる資料によれば、下居の配水池から水管橋を渡って森本ポンプ場へ持っていって、森本ポンプ場から高峰山の配水池まで水をくみ上げて、広岡谷のポンプ場まで水を流して須留の配水池まで水を上げて、それから平尾台のポンプ場まで流して平尾台配水池まで水をポンプアップして平尾台までやっと水が行くんです。これスケールメリットといいますけど、浄水場そのもののスケールメリットがある場合はあります。だけど実際水を流そうと思えば、遠いところまでやる大規模の浄水場をもとにしたやつは、別に安いものではないということは明らかだと。とりわけ開の場合は距離も短いし、ほとんど配水池は別に必要もないし、加圧ポンプも小さいのでいいし、ほとんどお金がかかってないのは、これ紛れもない事実じゃありませんか。何か私の説明間違ってたら、具体的にご指摘いただきたいと思います。 それから、安全・安心の問題、いわゆる災害リスクの問題で、災害リスクのために特に木津とドッキングしてこれからは安全になるんだと、こういう説明なんですけども、私、かつての断水のときに一番長いこと断水に遭いました。そのときの教訓は「木津とつないでたんやけど、木津の水が山手まで上がらへんかったんですわ。ポンプがついてまへんでしたんや、すんまへん」という話でした。そうでしょう。木津とドッキングしてもポンプアップせんと山手まで来んのですよ。あのときは木津とドッキングしたから災害のためのリスクは回避できましたと言われてた後にそういうことが起こったんです。 今回も乙訓とドッキングして久御山町に巨大な配水池をつくるんですよね。そこから下居の配水池まで配水してる管を逆に動かしてポンプアップして持ってくるわけでしょ。大体10メーターで1気圧ですから、何十メーターかあったら何気圧かかけんならん巨大なポンプでだっと圧力かけて、しかも一本管で来るんです。一本管の間違いは前のときにもありましたよね。だから今二本管やっているんでしょ、府営水道の管は。一本管で小倉から下居の配水池まで持ってくる、巨大なポンプアップをする、莫大な経費をかける、これが本当に災害リスクを減らすために必要なやり方なんでしょうか。これは私たち宇治の水道部や住民は経験済みなんですよ。 災害が起これば、いつもと同じ水量は必要でないですよ。ちょっと減らせばいいんじゃないですか、お互いに使うのを。あのときはひどい話でした。私ら断水で水飲めへんのに隣の町内会は車洗ろうてはるんですよ。災害が起こったらお互いに水を減らして融通し合う。例えば、この丘陵地ではやっぱり水不足しますよ。そういう場合には開や神明や奧広野、幾つか統廃合したり改良することはあったとしても、一定の水量が丘陵地で確保できる。その水を譲り合う。そのブロックをつくってブロックの中で現存の施設で多水源化して回し合う、こういうブロック化こそ震災時のリスク回避の何よりの方法だということは、あの震災の後の報告書に書かれてることではありませんか。巨大施設での一本配水はリスクが多いことは経験済み。私は学習すべきだと思うんです。一体その乙訓とのドッキングで、本当に災害のリスクがなくなるんですか。どのぐらい経費がかかるんですか、工事代。それから値上げは1.5倍か2倍になるんですか、府営水道の値段は、将来。どうなるんですか、教えてくださいな。何ぼの金かけたら災害リスクが乙訓とのドッキングで回避できるんですか。私は、それよりももっと手近にある水で災害リスクを回避する。最も端的な方法が開浄水場の存続だと思うのでありますが、ご説明いただきたいと思います。 ◎桑田静児水道事業管理者 表の件でございますが、給水原価の算定につきましては、具体的に各浄水場で使用しました費用につきましてはおのおのの浄水場費用として算入し、共有する費用につきましては配水量案分をいたしております。また、人件費につきましては、各浄水場の管理のため、最少人数の職員が必要として案分した理論数値を入れて給水原価を算定しているところでございます。 具体的に表でございますけど、先ほども申しましたように、開浄水場の必要費用ということで書かれてますが、この2番目と3番目でございます。配水費及び給水費ということでございますけど、この費用は配水池等から各家庭に給水されるまでに必要な費用で、具体的には配水管や給水管の更新、維持管理費用を初めとし、それに係る人件費等も含むもので、議員の資料にありますように配水費がトン当たりゼロ円とか、給水費が限りなくトン当たりほぼゼロ円とはならないものでございます、ということをお答えしたわけでございまして。 次に、3浄水場の連結についてでございますが、工事費用につきましては、約100億円とお聞きしております。 また、値上げの件でございますが、このことにつきましては、まだ何もそういうふうなお話は出てございませんので、ご理解をお願いいたします。 平成20年 3月 定例会-03月03日-05号 P.175 ◆ 水谷修議員 市長の施政方針では、中・長期整備計画を見直し、新たな水道事業のあるべき将来像を提示するため、宇治市水道ビジョンを策定するとしています。その内容、予算額、策定時期、計画期間などご説明いただきたいと思います。 また、開浄水場閉鎖はビジョンなくして実行しようとしていたことになるのでしょうか。仮に廃止方針を打ち出すのにしても、ビジョンを立てて計画を見直す中でこそ検討すべきことだったのではないでしょうか。 開浄水場を閉鎖しても、開地域に給水できる府営水があるから、そのほうが経済的だというような説明がされてきました。つまり、槇島浄水場や開浄水場の閉鎖に伴う水量は既に府営水で確保できてるということであり、逆にそれならば、現状、府営水の契約水量がその分多過ぎるということになるではありませんか。 2005年の資料によれば、府営水協定水量は年間2,292万2,000立方メートルで、うち使用水量は1,559万立方メートルで68%にすぎません。つまり、府営水の使っていない水、残水量が733万立方メートルもあり、32%が余っているということになるのであります。府営水道に支払ってる金額が12億8,000万円です。その契約水量を仮に2割減らせば、6万2,800立方メートル掛ける0.2掛ける365日掛ける基本料金単価43円、つまり約2億円も府営水に支払う料金を減らせることができるのであります。契約水量を2割減らせば2億円節約することができるのであります。開浄水場を廃止するよりもはるかに経済的ではありませんか。開浄水場の整備コストは一過性のコストです。単年度のコストで済みます。仮に府営水の契約水量を2割減らすことをすれば、毎年毎年2億円節約することができるのであります。こうしたことを水道ビジョンで計画すればいいのではないでしょうか。 池内議員の代表質問に対し、こう答弁されました。「施設名は明示していませんが、宇治市水道事業中・長期計画の中で、将来の水需要や技術の進展も考慮し、機能の拡充・統合を含めたシステムとすることや合理的かつ総合的な水道施設整備を検討しており」、「廃止を決定した」と答弁されました。 私は、そのままそっくりお返ししたいと思います。宇治市水道事業中・長期計画に「将来の水需要や技術の進展も考慮し、機能の拡充・統合を含めたシステムとする」、「合理的かつ総合的な水道施設整備を検討する」と書いてあるので、水道ビジョン策定の中で、まず水需要も含め総合的に方針を定めるべきです。何よりも、高くて余っている府営水の契約水量を減らすことを軸に水道ビジョンを新たに計画すべきであると私は考えるものでありますが、皆さんはどのようにお考えでしょうか。宇治市のお考えをお伺いするものであります。 ◎小西吉治水道部長 宇治市水道事業は、5次にわたる拡張事業を経まして、現在、第6次拡張事業を実施しております。市民に安全で安心な水道水を安定的に継続して供給できるよう努めているところでございます。 本市水道がライフラインとしての役割を果たし、真の社会基盤となるため、老朽施設の更新や水道サービスの向上など、さらに質的整備を充実させていくため、中長期的な視点から問題解決を図るためのビジョンと具体的な施策を明示し、効率的な事業運営を目指すため、平成14年3月に宇治市水道事業中長期整備計画を策定いたしました。 なお、平成16年6月には、国の水道ビジョンも策定され、厚生労働省より各水道事業者においては平成20年度ごろまでをめどに地域水道ビジョンを策定することが望ましいと指導されておりますが、既に中長期整備計画を策定し、その達成に向けて取り組みを進めている場合は、地域水道ビジョンに該当するものとされていることから、水道部ではこの中長期整備計画を地域水道ビジョンとして位置づけてまいりました。 しかし、策定から5年が経過をする中、水需要は減少し、水道施設が更新の時代を迎えるなど、水道事業を取り巻く状況が大きく変化しており、見直しが必要となってまいりましたことから、今回の地域水道ビジョンは、宇治市水道事業中長期整備計画を基本におきながら予算額1,500万円を計上いたしまして、平成20年度中には宇治市水道ビジョンを策定することといたしております。 本ビジョンの目標期間といたしましては、おおむね10年間の中期目標を定めるものでございまして、概要といたしましては、現在の整備計画を見直し、水道事業の将来像の構想により経営目標を設定した上で、その実現のための施策や工程など総合的に検討し、宇治市水道ビジョンを策定するものです。 なお、具体的には、水道事業の現状の分析・評価を行い、水道の経営基盤の強化、顧客サービスの向上、2つには安心・快適な給水の確保、3つには災害対策等の充実、4つには環境エネルギー対策の強化などの各項目に目標を設定し、実施すべき方策を検討し、策定していくものでございます。 また、宇治市水道ビジョンの策定に当たりましては、市民意見や懇談会等で学識経験者の意見をいただき、さらに所管の常任委員会にご報告をいたしまして、ご意見をいただきたいと考えておりますのでよろしくお願いを申し上げます。 次に、開浄水場の休止問題と宇治市水道事業中長期整備計画での方針、計画についてのご質問でございますが、平成14年3月に策定をいたしました宇治市水道事業中長期整備計画は、さきにお答えをいたしましたように、現在、市水道部が持っております地域水道ビジョンでございます。その中で、将来の水需要や技術の進展も考慮し、機能の拡充、統合を含めたシステムとすることとしていますことや、合理的かつ総合的な水道施設整備を検討するとしております。こうした方針に基づいて、これまでから地元、議会にもお示ししていますように、開浄水場につきましては、水道原水の水質や施設の老朽化の問題等を十分検討して休止を決定したものでございます。公営企業の安定化を保つためには、その時々に合わせ、個々の施設等の対策も行う必要があると考えております。 次に、府営水の受水量の契約量が1日当たり6万2,800トンが適正でないとのご意見ですが、水の使用の最も多い夏場には、時間当たり2,600トンの水を受水しております。この水量は、1日当たりに換算をいたしますと6万2,400トンに相当する水量でございまして、水道使用量のピーク時を考慮し、市民の皆様に安定した水道水を供給する立場から、現在の1日当たり6万2,800トンは決して過大な契約を行っているとは考えておりませんので、よろしくご理解を賜りますようお願いを申し上げます。 ◆ 水谷修議員 宇治市は、先ほど、地下水どんだけ使われてるか掌握すらしてないと言いました。開の浄水場で地下水の原水が汚れていたということを13年間ほど知りもしなかった。そういうことで果たして水環境の問題を環境部のほうだけでできるんでしょうか。例えば、水の使用量にしても、担当に聞けばそのことをつかんでませんということだけど、宇治市は工業用水使用してる井戸水は1日当たり2万8,831立米で、京都市内の井戸水汲み上げ量よりも多いんですよ、実は。あの広い京都市より宇治市のほうが水道、工業用水で地下水くみ上げてるの多いんですよ。そういう地下水自身かなり使われてる工場を槇島に呼び込んだときから地下水を、幾つかの企業も地下水がきれいということで宇治市に来られた企業、有名な企業あります。洗浄液として使われてる企業もあるし、製品をつくるために水を求めて来られた方も、たくさん井戸水って使っておられるんです。そういう実態すら掌握すらしてない。 平成20年 3月 定例会-02月29日-04号 平成20年 3月 定例会-03月28日-08号 トップページ当ネットのご紹介資料室1資料室2リンク集個人情報保護条例違反地下水管理と住民の取組京都水盆仮想水
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石巻線 駅名 臨 日付 上涌谷 - 2002/10/07 涌谷 - 2002/10/07 前谷地 - 2000/10/28 佳景山 - 2000/10/28 鹿又 - 2000/10/28 曽波神 - 2000/10/28 陸前稲井 - 2000/09/03 渡波 - 2000/09/03 万石浦 - 2000/09/03 沢田 - 2000/09/03 浦宿 - 2000/09/03 女川 - 1993/08/29
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高等学校小編成(8/6) 順 団体名 指揮者 自由曲 賞 1 仙台第一高等学校 カッチアとコラール(C.ウィリアムス) 金賞 2 涌谷高等学校 3つのジョージアの物語(R.シェルドン) 銀賞 3 東北工業大学高等学校 パーテル・ノステル(八木澤教司) 銀賞 4 角田高等学校 地図のない果てしなき旅(清水大輔) 銅賞 5 河南高等学校 元禄(櫛田月失之扶) 銅賞 6 古川工業高等学校 銀賞 7 富谷高等学校 ブランボワイアン~大地に広がる炎の花(八木澤教司) 銅賞 8 中新田高等学校 プロメテウスの雅歌(鈴木英史) 銅賞 9 登米高等学校 「ゴースト・トレイン」より(E.ウィテカー) 銀賞 10 常盤木学園高等学校 歌劇「イーゴリ公」より ダッタン人の踊り(A.ボロディン/) 金賞 11 仙台育英学園高等学校 魔女と聖者(S.ライニキー) 金賞 12 大河原商業高等学校 海の男たちの歌(R.W.スミス) 金賞代表 13 志津川高等学校 序曲「祝典」(F.エリクソン) 銀賞 14 村田高等学校 吹奏楽のための「土俗的舞曲」(和田薫) 金賞代表 高等学校大編成(8/6) 順 団体名 指揮者 課題曲 自由曲 賞 1 仙台向山高等学校 保科雅巳 4 「交響曲」より 第4楽章(矢代秋雄/天野正道) 金賞代表 2 聖ウルスラ学院英知高等学校 5 「管弦楽のための協奏曲」より 5,終曲(B.バルトーク/森田一浩) 金賞 3 東北高等学校 1 「ドラゴンの年」より(P.スパーク) 銀賞 4 仙台高等学校 4 科戸の鵲巣~吹奏楽のための祝典序曲(中橋愛生) 金賞代表 5 古川高等学校 5 バレエ音楽「中国の不思議な役人」より(B.バルトーク/佐藤正人) 金賞代表 6 気仙沼西高等学校 4 「ベーガン・ダンス」より 2,3(J.バーンズ) 銅賞 7 仙台西高等学校 5 幻想曲とフーガ(J.S.バッハ/) 銀賞 8 古川黎明高等学校 4 「スペイン狂詩曲」より 1,4(M.ラヴェル/) 銀賞 9 泉松稜高等学校 1 二つの交響的断章(V.ネリベル) 銅賞 10 聖和学園高等学校 1 Estilo de Espagna por que?(天野正道) 銅賞 11 白石女子高等学校 5 バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲より(M.ラヴェル/) 銀賞 12 多賀城高等学校 児玉英誉 5 バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲より(M.ラヴェル/) 銅賞 13 宮城広瀬高等学校 4 バレエ音楽「シバの女王ベルキス」より(O.レスピーギ/) 銀賞 14 石巻市立女子高等学校 4 「三つのジャポニスム」より(真島俊夫) 金賞代表(海鉾賞) 15 塩釜女子高等学校 5 交響曲第2番「キリストの受難」より(F.フェルラン) 銀賞 16 東北学院榴ヶ岡高等学校 最上巌 4 バレエ音楽「シバの女王ベルキス」より(O.レスピーギ/淀彰) 銀賞 17 泉高等学校 2 管弦楽組曲「第六の幸福をもたらす宿」より(M.アーノルド/) 銅賞 中学校小編成(8/7) 順 団体名 指揮者 自由曲 賞 1 石巻市立青葉中学校 銅賞 2 七ヶ浜町立向洋中学校 銅賞 3 仙台市立山田中学校 金賞 4 仙台市立上杉山中学校 銀賞 5 仙台市立南光台中学校 銀賞 6 仙台市立高砂中学校 銅賞 7 大崎市立岩出山中学校 銀賞 8 栗原市立金成中学校 金賞 9 仙台市立住吉台中学校 銀賞 10 宮城県古川黎明中学校 銀賞 11 石巻市立河南西中学校 銅賞 12 仙台市立南光台東中学校 金賞 13 仙台市立南中山中学校 銅賞 14 仙台市立寺岡中学校 金賞 15 登米市立東和中学校 銀賞 16 塩釜市立第一中学校 銀賞 17 塩釜市立第三中学校 金賞 18 塩釜市立玉川中学校 銀賞 19 南三陸町立歌津中学校 銅賞 20 仙台市立人来田中学校 金賞 21 名取市立第二中学校 銅賞 22 仙台市立北仙台中学校 金賞 23 柴田町立船迫中学校 銅賞 24 石巻市立石巻中学校 銅賞 25 栗原市立築館中学校 銀賞 26 松島町立松島中学校 銀賞 27 柴田町立槻木中学校 金賞 28 気仙沼市立面瀬中学校 金賞 29 岩沼市立岩沼北中学校 金賞代表 30 岩沼市立岩沼中学校 金賞 31 登米市立中田中学校 銅賞 32 村田町立村田第一中学校 金賞代表 33 仙台市立館中学校 銅賞 34 登米市立南方中学校 銀賞 35 仙台市立中野中学校 金賞 36 大崎市立古川東中学校 金賞 37 仙台市立西多賀中学校 銀賞 中学校大編成(8/8) 順 団体名 指揮者 課題曲 自由曲 賞 1 石巻市立湊中学校 金賞 2 名取市立増田中学校 銅賞 3 名取市立第一中学校 銅賞 4 石巻市立渡波中学校 銅賞 5 仙台市立五橋中学校 金賞 6 仙台市立八軒中学校 金賞 7 仙台市立西山中学校 銀賞 8 仙台市立宮城野中学校 金賞 9 仙台市立中山中学校 金賞代表 10 仙台市立向陽台中学校 金賞代表 11 加美町立中新田中学校 銀賞 12 仙台市立長町中学校 銀賞 13 仙台市立蒲町中学校 銅賞 14 利府町立しらかし台中学校 銅賞 15 仙台市立第一中学校 金賞代表(海鉾賞) 16 多賀城市立高崎中学校 銀賞 17 東松島市立矢本第二中学校 銅賞 18 仙台市立七北田中学校 銀賞 19 登米市立佐沼中学校 銅賞 20 仙台市立台原中学校 金賞代表 21 仙台市立中田中学校 銀賞 22 仙台市立広瀬中学校 金賞 23 仙台市立大沢中学校 銅賞 24 大崎市立古川北中学校 銀賞 25 仙台市立将藍中学校 銀賞 26 名取市みどり台中学校 銀賞 大学(8/9) 順 団体名 指揮者 課題曲 自由曲 賞 1 東北学院大学 細倉博 歌劇「マノン・レスコー」より(G.プッチーニ/淀彰) 金賞 2 宮城教育大学 Ⅰ バレエ音楽「ガイーヌ」より 序奏、友情の踊り、アイシェの孤独、子守唄、収穫祭(A.ハチャトゥリアン/) 銀賞 3 東北福祉大学 松崎泰賢 「へリングの朝」~そして暗闇は光に満ちた…(八木澤教司) 金賞代表 4 東北大学 Ⅳ すべての答え(清水大輔) 金賞
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地元紙「洛南タイムス」電子版(Rakutai On The Web ) 2008/01/06~2009年01月18日 (日) 16時50分10秒最終更新 洛南タイムス2008/04/05 高裁へ即時抗告、異議申し立てへ、報告会で確認 府営水への切り替えに合理的理由がないとして、住民らが宇治市開浄水場の休止差し止めを求めた仮処分申し立てが3日に京都地裁で却下の決定が行われたことを受け、4日夜に開地区自治連合会(俊正和寛会長)など住民4団体が開集会所で、担当弁護士も含め。住民約60人が出席して報告集会を開いた。集会では、原告代表の木村正孝さんが「地裁の決定は、私たちの訴えた内容が全く取り上げられておらず、肩透かし的決定で不満」と、高裁に即時抗告することを提案。住民らもこれに同意した。10日までに即時抗告し、異議を申し立てることを決めた。 住民らは313人が原告となり、今回の仮処分申請と同時に「府営水への切り替えは契約違反にあたる」などとして、1月に休止差し止めの本訴をしている。仮処分申請では、昭和53年に日産車体から市に浄水施設が移管された当時、地元を含め3者で締結した覚書の解釈をめぐり、開浄水場の井戸水を飲み続ける権利があるとする住民主張に対し、供給する債務の合意があったとは覚書からは認定できないとして、住民の主張に理由がないとの判断を裁判所が示し、申し立てが却下された。 報告集会では、担当の弁護士が、3回にわたり行われた仮処分申請に基づく審尋の経過を説明。裁判所の判断が、申し立てた本論ではなく、「当時の覚書に水の供給を引き継ぐといった約束があったかという論点にすり替わり、中身の判断を避けた。このため、我々が負けた訳ではない」と説明した。 参加した住民の意見を求めたあと、「即時抗告か、本裁判を進めるか。皆さんの意見を聞きたい」として、原告代表の木村さんが事前に取りまとめた即時抗告の意向を報告集会に提案し、今後の裁判闘争の方向性を確認した。費用負担の問題もあるため、抗告の人数としては10人程度に絞り込むことにした。 また、集会では昭和53年の覚書締結の前段となる51年6月の開町簡易水道問題に関して当時の市長らが発言した会議録の存在を示し、新たな証拠資料として即時抗告のなかで争う意向を伝えた。 洛南タイムス2008/04/04 住民らの仮処分申し立てを却下 宇治市が市営開浄水場(神明宮北65)を休止して、府営水の供給に切り替えようとするのは「給水契約違反にあたる」などとして、開地区自治連合会(俊正和寛会長)などの住民313人が休止差し止めの提訴と同時に1月16日に京都地裁に仮処分を申し立てていたが、3日に住民らの申し立てを却下した。最大の争点となった市が昭和53年当時に日産車体から浄水施設の移管を受けた際、3者で締結した覚書に基づき、住民らは「現在の個々の給水契約にまで引き継がれており、浄水場井戸水の給水を受ける権利がある」との主張に、裁判所は「日産車体が給水に加えて、開簡易水道(当時)の水、井戸水の供給をする債務を負うとの合意をした認められる資料もない」として、住民らの申し立てに理由がないと退けた。 覚書を理由に、市が住民らに開浄水場の水、井戸水を供給する債務や住民らが飲用している水質の水の供給を行う債務を今に継承しているとの住民らの主張に対しても、京都地裁の坂本浩志裁判官は「覚書からは、これらに合意があった事実を認めることはできない」と退け、市水道部側の主張を採用した。 一報を受けて、市水道部の桑田静児水道事業管理者は「地裁からの決定書の到着を待って、今後の対応について検討したい」とのコメントを出すとともに、「内容を十分確認した上でないと判らないが、水道部側の主張が理解されたことで、却下の判断が下されたものだと考える」と話した。 ■「本筋避けた決定、本訴で明らかに」訴訟原告代表の木村氏 住民の思い理解されず、残念 一方、休止差し止め請求訴訟の原告代表、木村正孝さんは「地下水や行政の不合理な対応など、本筋を避けた決定で住民の思いが理解されず、大変残念である。今後、改めて本訴のなかで明らかにしていきたい」と話している。 住民らは「市が浄水場を廃止する意思は明確で、休止執行の実力行使を試みるなど、差し止めへの緊急性がある」との判断から、本訴と同時に差し止めを求めて仮処分を申し立てていた。 仮処分申し立てに伴う、地裁の審尋が1月末から始まり、第1回審尋で市水道部側が住民らの主張に反論する答弁書を提出。3月27日にあった第3回の審尋で結審していた。/ 覚書の解釈をめぐっても、この間、双方による協議でも「今回の休止にまで、効力が及ぶものではない。地下水と府営水のどちらの水を供給するかは、水道事業者の裁量行為」とする市水道部の主張と、住民側主張が真っ向から対立していた。 ■今夜、仮処分却下決定の報告会 宇治市の開地区自治連合会(俊正和寛会長)など住民4団体は、きょう4日午後7時半から開集会所で、仮処分申し立てが却下されたことを受け、報告会を住民向けに開く。 先月27日に地裁であった第3回の審尋で結審しており、住民側と市の双方に対して裁判所の仮処分決定の日程が4月の第1週と伝えられたことから、先月31日に報告集会の開催を決めていた。住民側の湯川二朗弁護士が出席。仮処分却下の決定内容についての報告を聞き、本訴となる差し止め請求訴訟も同時に行っているため、本訴に対する今後の取り組みなどについても話し合う。 洛南タイムス2008/03/30 個人情報漏洩など対象者に謝罪 市水道部、公開質問状に回答 宇治市と住民が争っている開浄水場休止に関連して、市が議会委員会に提出した裁判資料のなかに住民のTさんの名前が記載されたまま提出された問題で、市水道部の桑田静児水道事業管理者は28日付けで住民側の公開質問状に回答を出した。 開地区自治連合会(俊正和寛会長)など住民4団体が提出した質問状には、水道部による個人情報漏洩や名誉毀損について説明を求め、Tさんや原告団へ謝罪するよう要求している。 回答書では、同日付けで桑田水道事業管理者がTさんに謝罪したことを説明。原告団への謝罪については「(個人情報の漏洩は)本人である個人に対して行うべき…多数の原告団に対して行うものではないと考えています」とし、Tさんへの名誉毀損は原告団に対する誹謗とは考えていないとした。 Tさんを裁判所で原告不適格と主張したことに対しては、本人の給水工事の申し込み書が府営水になっていたため――としたが、水道部による提出書類の確認作業や水質調査に不備があったと謝罪している。 洛南タイムス2008/03/28 結審、4月早々に裁判所の決定 宇治市開浄水場の休止差し止めを求める仮処分申し立てで、最終となる第3回の審尋が京都地裁で27日にあり、原告の住民側が24日に提出した準備書面についての確認と市、住民側の被告・原告双方の主張について最終的な確認があり、この日で結審した。仮処分の申し立てに対する裁判所の決定については、4月の第1週と伝えられたことから、来月早々には双方の弁護士に決定内容が書面で送付される見通し。 洛南タイムス2008/03/12 「裁判所の判断見た上で十分検討」「和解」質疑に水道部答弁 議会予算特別委員会(松峯茂委員長)は11日、教育委員会と水道部の部局審査に入った。水道部の部局審査では、開浄水場の休止差し止めを求め、住民側が仮処分を申し立て、次回27日の第3回の審尋のあと、地裁の判断が来月上旬にも示される予定にあるが、委員会審査では、「裁判で決着をつけずに、もう一度話し合いのテーブルに付けないのか」と浅見委員(社会)が持ちかけたが、桑田水道事業管理者は「裁判所の判断を見て、十分検討することになる」と、市の姿勢に変更のないことを改めて伝えた。 水道部審査では、開浄水場の問題に質疑が集中した。20年度予算書に、自己水としての同浄水場の比率記載が「ゼロ」となっていることで、係争中でまだ稼動状態にあることから、同委員は「予算書には正確に表示すべきだ」と指摘。さらに、府営水の購入契約水量の多さについても指摘した。小西水道部長は「19年度での休止を前提として記載した。結論は4月にずれ込む可能性があり、最終決算で整理を図る」とした。府営水使用実績の最大ピークが、月あたり4万9000㌧との答弁に対し、契約水量が6万2800㌧となっているため、同委員は「過大見積り、府に金を払いすぎており、問題だ」とも指摘。桑田水道管理者は「最大使用量に耐える水量準備が必要。ただ、協定水量については、今後協議する必要はある」との認識を示した。 石田委員(民主)は「おいしい地下水を飲み続けたいとの地元の気持ちもわかる」とした上で、地下水の切り替えに伴う、水の安全性の観点から「大切な子や孫が、少しでも懸念のある水を今後も飲んでいく事は、いかがかと思う」と指摘。対地元へのこの間の行政の十分な説明と説得不足についても、問題指摘した。 洛南タイムス2008/03/06 4月上旬に裁判所の判断 宇治市開浄水場の休止差し止めを求め、開地区自治連合会などの住民が仮処分命令を申し立てている問題で、第2回目の審尋が5日に京都地裁で住民代表と市水道部、双方の弁護士が出席して行われた。 住民側がさきに提出した準備書面に対する内容確認が行われ、次回の第3回の審尋までに市水道部側が反論を書面提出する。次回で書面のやり取りや内容確認を終え、4月上旬を目途に裁判所が仮処分の申し立てに対する結論を出す見通しが、双方に伝えられた。 洛南タイムス2008/03/04 3月議会一般質問、20年度策定「水道ビジョン」概要質す 水谷議員 水谷議員は「購入府営水の水余りが32%ある」と指摘したほか、20年度に市が策定する「水道ビジョン」の概要で質問。開浄水場の休止問題とからめて「仮に廃止を打ち出すにしても、計画を見直し策定する中で検討があってしかるべきものだ」として、質問した。 小西水道部長は「水需要の減少や施設の更新など、水道事業を取り巻く環境の変化を受けて、現行の中・長期計画を見直すもので、10年間の中期目標となるもので、経営基盤の強化や安心快適な給水確保、災害対策の充実などの項目に目標設定し、実施すべき方策を検討していく。現行計画で、合理的・総合的施設整備を検討することを現行計画にも位置付けている」として、同浄水場の休止決定に齟齬(そご)をきたすものでない、との認識を示した。 { さらに、道路特定財源問題では、市長と論戦。「一般財源化し、社会保障や教育にも、道路にも使える財源にするとともに、暫定税率は廃止すべきだ」として、算定税率堅持を市ホームページなどで強く訴えている市長に考えを求めた。 久保田市長は「廃止による市民生活への影響は容易に推測でき、廃止はもとより、安易な一般財源化は市政運営に大混乱を招く」との考えを示した 洛南タイムス2008/02/19 個人情報削除せず、議会に資料提出 宇治市議会建設水道常任委員会(池内光宏委員長)が18日開かれ、さきの6日の同委員会に市水道部が、提訴案件となっている開浄水場の休止を巡って地裁に提出した市の答弁書の記載事項のなかで、住民1人の個人名を削除しないまま、委員会資料として委員など関係者に30部を配布する個人情報の不適切な取り扱いがあった問題で、審議した。 この問題では、15日の議会運営委でも、市が謝罪していた。提出資料30部については、差し替えているが、委員会では水道事業管理者の対地元への謝罪対応を含め、6日以降の水道部の対応について、地元住民に納得の得られる対応ができていないとして、共産委員が相次ぐ市の個人情報の漏洩を踏まえて、「認識が大きく欠如している」などと、不満を訴え、水道部の姿勢を厳しく追及した。 また、市が地裁に提出した仮処分の却下を求めた答弁書では、当該個人宅にあっては、開浄水場の地下水ではなく、府営水が給水されていて、裁判の原告となり得ないとの判断ミスをしていたことから、これをも含めたきっちりとした処理を住民らは、市に求めている。 審議後に、池内委員長が「二重三重の間違いで、市側は慎重さに欠ける。事実を慎重に検討し、裁判へ対処してもらいたい」と水道部側に異例の指摘をした。 洛南タイムス2008/02/07 住民の集団提訴「我々の力不足」 宇治市会建水委、管理者が答弁 宇治市議会建設水道常任委員会(池内光宏委員長)が6日に開かれ、地域住民312人が1月16日に提訴。開浄水場の休止差し止めと仮処分を申し立てたのに対し、市水道部が申し立ての却下を求める答弁書を同31日に地裁に提出、休止を巡って裁判で争っている同浄水場問題について、市水道部がこの間の経過について報告した。 提訴直後の21日深夜には休止・府営水への切り替え執行に市が地元に入ったが、住民の阻止に遭い、執行を6月に続いて見送った。3月5日に実質的な審尋が始まる仮処分の行方を双方が見守る状況に至っている。 この日の委員会質疑の中で、共産・中路初音委員が「312人もの住民が原告となって提訴しており、まさに異常事態。住民との信頼を崩した市の責任は重い。提訴されているなか、強行執行に入った理由を示してもらいたい。見送るのが筋ではないのか」などと、市の姿勢を追及した。 桑田水道事業管理者は「年末の地元への執行通知から、正月を挟んでいたため、執行がずれ込んだ。準備などの都合もあったが、当初から予定のスケジュールだった。提訴されているから、(執行の)制約を受けるものでもない。弁護士とも相談した上だ」などと答えた。同委員は「もう一度、住民と話し合うことを市から申し入れるべきで、協議の再開を行政の責任でやって欲しい」とも訴えた。同管理者は「提訴に至ったのは我々の力不足である」としたが、話し合いの再開などについては、住民側が最終的に拒んだとの認識から、その考えはないことを伝えた。 洛南タイムス2008/02/01 市が答弁書、住民主張と真っ向対立 次回3月5日から実質審理 住民側の徹底抗戦から、宇治市開浄水場の休止・府営水への給水切り替え執行を市水道部が22日に再び中止したことで、今後の対応は住民側が訴えた休止差し止め請求と仮処分の申し立てを待つことになっていたが、仮処分の申し立てに伴う初審理が31日に京都地裁で行われ、双方の弁護士と住民代表、水道部職員が出廷。市からは答弁書が提出された。この日は、実質審理には入らず、次回3月5日から審理に入る見通し。。 市から提出された答弁書では、裁判の争点と見られる市が昭和53年当時に日産車体から浄水施設の移管を受けた際に、3者で締結した覚書に関して、住民らは「現在の個々の給水契約にも引き継がれており、浄水場地下水の給水を受ける権利がある」との主張に対し、「今後給水を行うことは約束したものだが、同浄水場の水を給水することを約束したものではない」とし、争う考えを示した。。 また、同浄水場の給水エリアのうち、約半分の桐生谷地区などは、以前には別の市水道からの給水を受けており、72人を除く原告については、覚書の対象者としても該当しない、との主張を展開している 洛南タイムス2008/01/23 住民の徹底抗戦で、再び執行中止 宇治市水道部は、開浄水場(神明宮北65)の休止・府営水への給水切り替えのため、22日午前零時前に職員約25人を動員して現地に入ったが、「切り替え断固阻止」を掲げる開地区自治連合会(俊正和寛会長)などの住民約100人が車両7台が現地到着するや「職員は今すぐに帰れ」のシュプレヒコールと、公園内で切り替えを通告しようとした幹部職員を取り囲むかたちで約20人の住民が対峙した。住民らの怒号が飛び交う中、騒然となり、強行執行すれば不測の事態を招くと判断。30分後の午前零時半に現地を引き揚げた。待機して弁を切り替える機会を伺ったが、徹夜態勢で警戒にあたる住民の姿が減らず、切り替えタイムリミットの近づいた午前2時半過ぎ、市は執行中止を住民に伝えた。 { 現地での指揮にあたった市水道部の小西吉治水道部長は22日午後、改めての執行着手の可能性について「現時点では決まったものでないが」と断わった上で、当面の執行は難しいとの判断を示した。 16日に住民313人が休止差し止め請求と仮処分を申し立てており、月内の31日に仮処分決定に向けた審理が地裁でスタートする。2月中に処分決定が下りる見通しもあり、裁判所の判断を待って、対応する可能性が強い。 市は昨年6月にも同様の執行に着手したが、住民の徹底抗戦で話し合いを継続しながら、執行をこの日まで先送ってきた経過がある。 市としては、今回で2度の執行失敗を繰り返す結果となっており、今後再々度の休止執行を試みても、反対住民の姿勢に変化が生れる可能性はなく、裁判所の決定に住民側も委ねる姿勢を示していることから、その判断を待つものと見られる。 市の執行着手に対して、約100人の住民が深夜の3時過ぎまで、数ヶ所に分散して路上で警戒態勢を取った。高齢者の姿も目立った。「裁判の途中で、道理ある指摘をしているのになぜ、無理を通すのか」「仮処分決定を待つのが筋」「市として、もっと柔軟性をもった対応があるはずだ」「私らに口汚い言葉をこれ以上吐かすな」などと、水道部職員らに激しい口調で詰め寄った。これに対して、小西水道部長が「これ以上は、軋轢を生む可能性があるので帰るが、こちらの対応は正しい」などと言って、約30分あまりのやり取りで現地から引き返した。 { 住民らは、今一度、水道部の現地執行がこの日にあるのではないかと警戒。午前2時ごろまで待ったが、苛立ちも募り、住民代表数人が水道部庁舎を訪れ、同部長に執行の中止を確認した。 3時すぎから地域福祉センターで70~80人の住民が集まって報告集会を開き、俊正会長が「民主主義には時間がかかる。こうした試練を乗り越えないと事は成し遂げられない。市長は3月中に開浄水場の息の根を止める気でいる。3たび執行されても、迎え撃つ決意を持とう」などと話し、散会した。 洛南タイムス2008/01/22 市、予定通り深夜執行に動く 住民、100人体制で徹夜の警戒 宇治市水道部は、地元への事前通告に基づき、21日深夜~翌22日未明にかけて、開浄水場(神明宮北65)を休止して、府営水への給水に切り替えるための準備に着手した。21日夜11時ごろから、職員約25人を動員して、準備の作業に入り、22日午後11時半ごろに現地に入った。市の動きに対して、今月16日には休止差し止めを求め、313人で集団提訴している開地区自治連合会(俊正和寛会長)などの地元住民らは、「判断は裁判所に仰ぐべきで、市のやり方は姑息だ」などと反発。市の着手を前に21日夜8時半から開地域福祉センターに大勢が集まり、抗議集会を開催。断固実力阻止で切り替え阻止を意思確認して、市の切り替え作業に備えた。 現地は集まった大勢の住民とのトラブルを避けるため、実施を見送った昨年6月と同様に、寒空の深夜にもかかわらず、周辺路上のあちこちに府営水への切り替えに反対する住民が数ヶ所に分散して集まり、騒然とした雰囲気に包まれた。朝からテントを準備したり、深夜に備えてストーブで火だまりを設けるなど、徹夜の警戒・監視態勢を取るための準備を整えて、臨んだ。ぎりぎりまで、強行実施は見送るよう、弁護士を通じても市に要請していたが、市の切り替え方針に変化はなく、予定通り執行に着手するとの回答が21日午前中に地元にあった、という。 市水道部の切り替え作業は、浄水場周辺の道路下に埋設している仕切り弁の切り替え操作と洗管作業を22日午前5時までを目途に行うことを地元に通告。執行着手にあたっては、改めて現地で住民らに通告した上で、5ヵ所で仕切り弁の切り替えに順次着手していくという。切り替えによって、1~2時間程度の濁り水の発生が予想されるため、水利用が増える時間帯を避けるかたちで、深夜から未明の時間帯を設定した。 切り替えを強行実施するかどうかは、21日夜の判断でも微妙で、市水道部は「現地での状況判断となる」と話し、住民とのトラブルを警戒して、事前に宇治署にも通報。周辺パトロールを要請した。前回の着手時には、午前2時になって、先送りすることを現地判断した経過がある。住民側が提訴していることもあり、切り替え実施が物理的に困難と判断すれば、前回よりも早い時間帯での判断も念頭に置いて、臨んだ。 { 開地域福祉センターで行われた抗議集会には、住民約60人と市の切り替え着手に反対する共産、社会、無所属の市議6人が顔を出し、議会審議の経過も説明した。集会では、自治会の俊正会長が「裁判所の判断の決定前に実施するやり方は、不当極まりない。決定するまでは見守るのが法治国家のやり方。実力行使で止めなければならない事態は残念で、怒りをおぼえる」と話した。 住民らは、一端、市が現地から引き上げても、再度の実力行使があるかも知れないと警戒、未明すぎまで要所に張り付くことを確認、厳戒態勢で待機した。 洛南タイムス2008/01/19 市、21日深夜の執行を通知 提訴中の住民ら「裁判に委ねるべき 強制執行、道理が通らない 」 宇治市水道部は、開浄水場(神明宮北65)を休止して、府営水への切り替え作業を週明けの21日深夜から翌早朝にかけて行うことを決め、18日午後に「お知らせ」の通知を同浄水場給水区域910世帯をはじめ、切り替えで一時的に濁り水の発生が懸念される周辺地域約400世帯の計1300世帯に配布した。 21日午後11時から準備作業に入り、周辺道路下に埋設している仕切り弁の切り替え操作と洗管作業を22日午前0時から午前5時までの時間帯で行いたい、としている。 開浄水場の休止を巡っては、引き続いて地下水の飲用を求める開地区自治連合会(俊正和寛会長)などの住民313人が今月16日に休止差し止めと仮処分の申し立てを求めて、市を相手取って京都地裁に提訴している。 水道部が地元に配布した「お知らせ」では、これまでの地元との協議の経過や議会議決の経緯などを伝え、切り替え理由としている水質や施設の老朽化、ポンプ能力低下による揚水量の低下、府営水の安定的・経済的効果などを列記した内容で、通知した。/ 水道部は、昨年6月11日にも市方針に基づいて現地での切り替え執行に入った経過があるが、約100人の住民が集まり、騒然状態となったため、実施を見送った。今回も同様の事態は避けられない見通しだが、水道部では「当日の現地での状況判断に委ねる」としており、大きなトラブル発生を避ける意味から、住民の動きによっては、再び執行着手を見送る可能性がある。 切り替え執行日が確定したことを受けて、住民らは、18日午後に第2次水道問題対策委員会(木村正孝委員長)を招集、夕方には市と市水道部に住民らが申し入れ書を手渡しに訪れた。裁判の原告団代表でもある木村委員長は「判断を裁判所に委ねている中、強制執行に入るのは道理が通らない。市の主張は、裁判の中で争うべきだ」などと話している。当日の21日には、夜8時半から開地域福祉センターで抗議集会を持ったあと、100人余りの住民が執行予定現場に集結することを申し合わせているという。 ■執行前に回答書示すよう要求 開地区自治連合会など 市長と水道管理者に申し入れ書提出 18日夕の府営水切り替え撤回を求める申し入れ書の受け渡しには、開地区自治連合会の俊正和寛会長など住民6人が代表で宇治市役所に向かった。 書面の内容は、この日配られた切り替え通知や提訴に至った経緯などを踏まえ、「裁判所の裁定がなされる前に、実力で目的を達しようとする宇治市のやり方は常軌を逸した行為」などと痛烈に批判して、実力行使の撤回を強く求めている。/ 書面を手渡した住民らは、久保田市長と桑田水道事業管理者に対し、強制執行が行われる当日(21日)の午前までにそれぞれ回答書を出すよう要求した。 洛南タイムス2008/01/17 休止差し止め求め、宇治市を提訴 開浄水場の地元住民313人 宇治市が市営開浄水場(神明宮北65)を休止して、府営水の供給に切り替えようとするのは「給水契約の変更にあたり、水源の種別を地下水から配水池に変更するもので、必要な厚生労働大臣の認可なく、切り替えようとするのは違法」などとして16日、同浄水場からの給水を受けている開地区などの住民313人が休止差し止めを求める訴えを京都地裁に起こした。差し止め請求とあわせ、同様の趣旨で仮処分の申し立てをした。仮処分については、1~2週間後に審理開始される見通しを弁護士が伝えた。 休止をめぐっては、市水道部と地元の開地区自治連合会(俊正和寛会長)などの住民との話し合いが昨年3月以降、8度にわたり続けられてきたが、主張が平行線のまま折り合いがつかず、昨年末に市水道部が協議の打ち切りを正式に通知。住民側が昨年10月末に決めた提訴方針に基づき、裁判の場で決着を図ることになった。 開地区自治連合会と原告住民で構成する原告団が、久保田勇市長を相手取って提訴した。 訴状などによると、開浄水場は、日産車体の社宅向けの簡易水道だったが、昭和53年に市と同社、地域住民の合意によって、市に施設が移管・譲渡された経過がある。現在に引き継がれ、910戸、2300人の給水エリア住民に、市との給水契約に基づき、供給されている。 その際、3者で当時に覚書が締結されたが、住民らは「以降も開浄水場で浄水された水の供給を受けてきており、浄水場地下水の給水を受ける利益は、現在の個々の給水契約にも引き継がれてきており、その権利を有する。府営水への切り替え変更には、住民との合意成立が前提となる」と主張している。覚書の解釈をめぐっても、この間の話し合いで「今回の休止にまで、効力が及ぶものではない。地下水と府営水のどちらの水を供給するかは、水道事業者の裁量行為の範囲だ」とする市水道部の主張と、相容れない、物別れ状態に終始してきた経過がある。 ■切り替えには住民の合意が前提 住民25人地裁に足 裁判所への提訴には、住民ら25人が詰め掛け、午前10時からの提訴手続きを見守ったあと、裁判所内での記者会見に臨んだ。俊正会長が「休止については、昨年3月議会で『住民合意を得ること』を大前提に、関連議案が可決されたが、議会可決のみが一人歩きする形で、話し合いは空中分解となった。不本意ながら、裁判で判断を仰ぐことになった」と説明。原告団団長の木村正孝さん(62)は「市が休止理由の一番に挙げる水質悪化は認められず、市が提出した資料でもコスト比較で、府営水道に比べても安価といえる。自分達が飲む水を、どこのものを選ぶかの権利は、給水契約の中身として現有している」と話し、提訴した住民らも過去の経過から、今後も開浄水場の地下水を飲み続ける権利・地位は今に継承されるものだとの主張をする。 市水道部は「提訴は直ちに市の休止執行を拘束するものではない」として、近々に休止執行に入る構えで準備を進めている。小西吉治水道部長は「訴状を見ていないので具体的コメントはできないが、休止切り替えは市の裁量行為の範囲だと考えている」と話している。 洛南タイムス2008/01/12 「給水契約違反」として16日提訴 住民311人が原告、市を提訴へ 市水道部「20日過ぎの執行」へ準備 宇治市開浄水場の休止を巡っては、休止して府営水の供給に切り替えたいとする市水道部と存続のまま、引き続き地下水を飲み続けたいとする地元住民の折り合いがつかず決裂し、地元の開地区自治連合会(俊正和寛会長)などの住民が休止差し止めを求めて提訴準備を進めていたが、16日に京都地裁に提訴することを決めた。本訴に加え、仮処分も申し立てる。 昨年3月以降、11月末まで8回にわたる話し合いで、双方の意向が折り合わず、協議と平行して自治会では、昨年10月末に決めた提訴方針に基づき、裁判の原告団として名前を連ねるための住民協力を呼びかけ、311人が集団訴訟に踏み切ることになった。裁判を支えるためのカンパ金としては80万円をすでに集めたという。原告団の代表には、俊正会長がなり、「休止は個々の住民に対する給水契約違反に該当する」として、久保田勇市長に対して提訴する。 一方、市水道部は桑田静児水道事業管理者名で、昨年末に協議の打ち切りを正式に文書で通知。当初方針に従い、開浄水場の休止を同自治会など関係4団体に通告した。休止の執行については、事前通告するための各戸配布チラシの作成などにも時間を要するため、市水道部は20日以降になるとの見通しを持っている。16日に休止差し止め訴訟が行われる点については、「提訴は直ちに市の休止執行を拘束するものではない」として、準備が整い次第執行に入りたい、としている。 洛南タイムス2008/01/06 1月中旬にも切り替え執行 市、協議打ち切りと理由を文書通知 宇治市開浄水場の休止問題は、昨年12月21日の協議打ち切りの地元通告のあと、年末の28日に、水道事業管理者が文書で「(地元は)話し合いと言いながら、いたずらに話し合いを長引かすだけの口実と判断せざるを得ない」と、開地区自治連合会、開ヶ丘自治会、一里丘住宅地自治会、第2次水道問題対策委員会の4団体に対して、協議打ち切りの判断理由を正式に伝えた。着地点が見いだせないままに越年したが、文書通知のなかで、市は「地域の一部の方々の思いや考えで、水道事業は運営できない。早期に休止することが事業者としての努めと考える」との意思を改めて伝えたことから、1月中旬にも同浄水場を休止し、府営水供給に切り替える執行日程を近く、地元に示すものと見られる。 話し合いが決裂したことから、地元の開地区自治連合会、開ヶ丘自治会などは準備している休止差し止め訴訟について、週明けに弁護士との最終打ち合わせに入る段取りで、1月中に提訴する日程を固めた。 年末に最終的な集計作業を行った結果、住民311人が原告団として名前を連ねることを確認した。差止請求と仮処分手続きを申請することで、引き続き、同浄水場からの地下水が飲用できることを求めたい、としている。 なお、同浄水場の取水ポンプの能力低下から、水利用がピークに達する年末に一部断水の可能性があるとして、市水道部が地元との話し合いのなかで伝え、市水道部も職員を配置し、万が一に対応できる体制を敷いていたが、断水などの事態は回避された。 ■洛南タイムス2007/12/26 286人が原告となることを承諾 宇治市の開浄水場の休止問題は、21日に市水道部が協議の打ち切りを地元の開地区自治会連合会などに通告したことで、休止による府営水への切り替えを阻止するため、市を相手取って自治会は休止差し止め訴訟の提起を1月の早い段階で予定しているが、12月5日から地域住民に呼びかけていた裁判の原告団に名前を連ねるための協力呼びかけに対し、286人が応じる意向を示した。25日に自治会が集約した。 ■洛南タイムス2008/12/22 市、話し合いの打ち切りを通告 地元、差し止め請求訴訟の準備急ぐ 宇治市の開浄水場の休止をめぐる問題は、3月以降、地元の開地区自治会連合会などと市水道部との8回にわたる話し合いでも折り合いがつかず、難航を極めていたが、議会議決に基づいて浄水場を休止して府営水への切り替えを予定している市水道部は21日に話し合いの打ち切りを地元に通告した。 今後、市がいつに切り替え執行に入り、地元は準備を整えている休止差し止め訴訟に持ち込むかの対立が避けられない事態を迎えることになった。差し止め請求にむけては、地元では原告に名を連ねることに100人以上の住民が合意しているといい、25日には集計する。 正式な全体による話し合いとは別に19日夜には、府営水と開浄水場の給水単価を比較、精査するための役員レベルの協議も持ったが詰まらなかった。地元要望に基づいて、再度の検証の話し合いを持つことで調整したが、日程について地元では年内開催が厳しいことを伝え、後日開催を返答していた水道部との日程調整が付いていなかった。 市では、3月議会での議決に加えて、地元からの請願についても9月議会で不採択と議会が判断し、早期の休止執行をすべきとの判断やこれ以上の話し合いをしても一致点は見いだせないとの判断もあり、協議継続の打ち切りを通告したようだ。ただ、年末に入ってきており、休止執行については年明けになる可能性が強い。 ■洛南タイムス2007/12/20 休止執行、越年の見通し 市が一部発言を訂正 宇治市の開浄水場の休止をめぐる問題で19日夜、市水道部と地元自治会役員らとの話し合いが持たれ、前回の協議の中で確認していた府営水との給水単価について検証の話し合いを持った。このなかで、市は同浄水場の給水単価が他の浄水場の平均単価を上回っていることで、開浄水場の地下水を飲みつづけることで、結果的に地域2000人が19万市民全体に影響を及ぼしているとの前回の水道部発言を訂正することを認めた。話し合いについては、この日も物別れ状態となり、水道部側も休止の執行時期についての明言は避けたため、執行は越年する見通し。 ■洛南タイムス2007/12/15 市長「議会議決に基づき遂行する」 宇治市12月定例議会一般質問は14日開かれ、宮本繁夫(共産)川越清(自民)関谷智子(公明)浅見健二(社会)石田正博(民主)の5議員が質問に立った。市が府営水への切り替えによる休止執行の構えを崩していないことに対し、地元住民側が差し止めを求めて提訴準備を急ぐなど、対立状態が長期化している開浄水場問題について、「市民との協働をいうのなら、強引な市政運営は止め浄水場廃止は止めるべきだ」と宮本議員が迫った。住民らが再度傍聴に入ったが、市長は「議会議決に基づき、遂行する」と方針に変更がないことを言明した。 ■大久保小合築計画を例に撤回迫る宮本議員 市長、共産議員の議決変更挙げて応戦 開浄水場問題で、宮本議員が「水道部が示している6つの廃止理由は、理由にはならず市政のあり方として、問題がある。住民にとってどうなのかとの姿勢がない」とした。桑田水道事業管理者は「3月議会での全会一致の議決などの重みを考えると、早期の休止による切り替えが水道事業者の責務。自分たちの地域だけは高いコストをかけても地下水を飲みつづけたいとの一部の声で、全市に価格転嫁をすべきではない。少数意見が通らないことをもって、市民とのパートナーシップの精神がないということにはあたらない」と反論した。 同議員は「市の論理は、地域エゴといった解釈。2000人の住民が対象であっても、必要なことはする必要があり、真摯に対応すべきだ。大久保小の合築計画も見直しがなされた」と、議会議決の見直し変更を例にあげて、休止の撤回を求めた。市長は「全会一致で賛成されたものを変更したことはない。修正案を出しながら、切り替えを含んだ議案に共産党はなぜ賛成に回ったのか。撤回を求めるなら、その時の判断に誤りがあったとして、対応すへきものではないのか」とやり返した。 ■洛南タイムス2007/12/09 地元自治会、裁判費用にカンパ求める 宇治市開浄水場の休止をめぐって市水道部と住民が争っている問題で、地元の3自治会は7日、各戸に対し、存続に向けて裁判で争うために必要な寄付(カンパ)を求める通知を出した。 通知では、裁判費用は年間約50万円と説明。浄水場存続のため住民に原告になるよう依頼しているほか、一口千円の寄付を求めている。 問題をめぐっては、先月30日に第8回目の話し合いが持たれたばかり。この日は当初、最終回と設定されていたが、給水単価に関して「(開浄水場は)宇治市民19万人に迷惑をかけている」と市水道部が発言したのに対し、住民側が紛糾。再度、単価を検証するよう話が持ち込まれ、市水道部の年内休止実施は厳しい状況になっている。 ■洛南タイムス2007/12/01 休止執行、ずれ込む見通し 給水単価、双方検証することを確認 宇治市開浄水場の休止をめぐって、地元の開地区自治連合会(俊正和寛会長)などの住民と市水道部の話し合いが30日夜に開地域福祉センターで持たれた。8回目のこの日を最終的な話し合いの場として当初は設定していたものの、水道部側の責任者である水道事業管理者が出席していないことから、住民らが激昂、冒頭から紛糾した。さらに、水道部の説明をきっかけに、休止理由の1つとなっている給水単価を巡っても紛糾。同浄水場の単価について検証する必要を住民側が強く求め、休止による府営水への切り替え執行については、年内実施は厳しい状況となった。 この夜の話し合いは、夜10時すぎまで続けられた。水道部は、当初方針通り、休止方針は変えられないとの姿勢を貫いたが、最終的には給水単価を改めて検証することで決着したため、休止を前提としながらも、執行については当面保留させるを得ない状況となった。このため、議会決着を受けて、この日の最終の説明会のあと、12月中旬を目途に切り替え執行を予定していたスケジュールはずれ込む可能性が出てきた。 住民側は11月17日には、弁護士を呼んで休止差し止め請求訴訟を12月中に起こす準備に入るなど、市方針の府営水への切り替えに徹底抗戦の構えを崩していない中、話し合いが持たれた。住民側は、市の執行が行われれば、6月と同様に実力で阻止するとの構えを崩していないほか、自治会として裁判に要する着手金50万円を手立てすることを決めたほか、今後、裁判に必要なカンパ金集めや100人を目途に住民で原告団を組織するための、住民への要請の準備に入っている。提訴時期については、12月中で市が休止執行に入った後になる、としていたが、提訴時期についても日程的に多少ずれ込む見通しとなった。 この日の話し合いの中で、水道事業管理者名で地元に渡した補足説明回答文書のなかに「少数者の意見を聞くことは当然必要であり、そのために7回にわたって説明会を開いてきた」との記述を住民が問題視した。水道部長の説明のなかで、開浄水場の給水単価が他の浄水場の平均単価を上回っていることで、全市的に影響を与えているとの説明をしたことで、府営水などとの比較でも単価的にも低いと認識している住民らが激昂、紛糾するに至った。 ↑上へ